黒兎月ですよっと
 
アイよりアオい海の果て レビュー

2017-09-11 Mon 23:37Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
お次は青山ゆかり嬢の声が久々に聞きたいな~と思ったのでAXL作品プレイです。
ってか最近は意識的に作品選ばないと青山さんの声聞くの難しいな~っと思ったり。



概要

タイトル:アイよりアオい海の果て
メーカー:AXL
公式ページ:http://www.axl-soft.jp/products/14/

ジャンル:アドベンチャー
シナリオ:北側寒囲
原画:瀬之本久史
音楽:solfa

歌:3 曲
 sing a song!(solfa feat.茶太)
 melody star (solfa feat. iyuna)
 夢色growin' hearts (青山ゆかり、小倉結衣、桃山いおん、春乃いろは)
CG:85枚(差分除く)
SDCG:30枚(差分除く)
BGM:27曲
Hシーン:20シーン
プレイ時間:7時間(シオンルートのみ)

地殻変動や温暖化による海面上昇で国や文明が滅んでしまった未来の地球。
生き残った人々には技術も人材もなく、大昔の艦をデータから復元して
そこに残っていた水素エンジンを積み込んで逃げるように海に出た。
それから長い長い時が経ち、人類は自動航行装置と自己修復機能で
永遠の時を進み続ける船上に町を作りかろうじで生き残っていた。

主人公たちはそんな船の上の町で暮らす少年たち。
船の上には娯楽も乏しく学校もない。
勉強するより親を手伝え、畑を耕し魚を釣り道具を直せと言われる。
楽しみといえば月に一度だけ船が寄港する海上マーケットで、
何に使うかわからない大昔の漂流物を眺めるぐらい。
そんな閉寒気味な世界で鬱憤とした日々を過ごしていた。

ある時、主人公は大人たちが「絶対に入ってはいけない」と言う船の機関部に足を踏み入れる。
そこで大昔の映像を見る。

大勢の子供たちが集まり楽しそうに過ごす、学校という場所の光景があった。

色とりどりの衣装を身に纏い歌って踊る女の子たちがいた。

それは、今はもうほとんど失われてしまった『文化』の光景だった。
さらに主人公はカプセルの中で眠る女の子を見つける。
彼女が着ているのは先程見た映像の服とそっくりだった。
主人公が触れると、なにを認証したようにカプセルが開く。
目覚めた女の子は記憶のほとんどを失っていたが、たった一つだけ覚えていることがあった。
それは、自分が”アイドル”であるということ。
アイドルとは歌って踊って、笑顔を振りまいてみんなを元気にするのが仕事だ。
そうして主人公はこの自称アイドルと共に海の上に浮かぶこの小さな世界に、
文化を復活させるため奔走することになる。

彼女は言う。『アイドル』をやるのだ――と

公式ページあらすじより引用


シナリオ

流れはいつものAXLだけどなんかパッとしない

ってところですかね?

ポイントとしては2点あるかなと思っています。
1.ドタバタ劇色が控えめ&いつもとちょっと傾向が違う
2.無駄に深刻な設定



1.ドタバタ劇色が控えめ&いつもとちょっと傾向が違う

ゲーム終えてどうもパッとしなかったな~という印象が拭えず、
振り返ってみるとどうも共通での盛り上がりがいまいちだったなと思いました。
んで、原因を考えてみると主人公の環境変化にあるのかなっという考えにたどり着きました。

今までのAXL作品は、主人公が転校やら潜入やらでどこか未知の環境に移ることが多いです。
んで、新しい環境、しかも独特のキャラや決まりやらがある中に放り込まれるので、
周りで見るもの、経験するものが目新しく、ノリとしてはかなりドタバタ劇色が強くなります。
一方、今回はあくまで主人公たちの生活圏は変わらず、周囲との関係性も大きな変化なし。
そして、そこに未知のヒロインたるアイがくるというところから始まります。
なんで、物語上の起点はアイか、アイを見つけた所で見つけた文化的な”モノ”に限定されます。
”モノ”となるとそれを操るor見つける人が必要になり、
それが誰でも見つけられるものではないとなると、話題の起点はかな~り限定されます。

また、作中は人口もかな~~~り少なく、舞台も基本船の上に限定されるため、
コミュニティーとしてもめっちゃ小さいです。
また、生き残りを優先させる生活スタイル上、破天荒なことをする人や刺激的なことが少ない。
以上、踏まえてドタバタ劇の規模、刺激が来る方向、面白さなどが全体的に悪くなったかと思います。



2.無駄に深刻な設定

端的に言って人類わりと崖っぷちな状態なのが本作の実情。
人口めっちゃ少ない、土地とかない、生きるのに使っている技術よくわかってないetc...
シオンのルートでもちょろっと話ありましたが、これちょっと問題起きたら即詰みでしょう……

そして、ルート終えて思うけどここまでの深刻な設定必要だったのかと?
うん、ないな。ここまではいらない。色々物語に制限をつけてしまっただけに思える。
ただ、ぶっちゃけ1ルートしかやっていないので、
アイのルートとかまでやると感想違う可能性も……うーん、ないような気がするな~AXLだし。

んで、ここまで深刻な環境設定だと、主人公たちが一喜一憂している内容がどうも塩っぱい。
文化に触れ色々驚いたり、刺激を受けるわけですが、
その内容は現代的都会な街並み、AV、学校etc...っとそんなことでそんな盛り上がっても、
プレイヤーとしては目新しいものではないし、そこまでのれないわ……という感じ。
つまるところ、キャラたちのテンションとプレイヤーのテンションが合わないので、
引き込まれる感じしなかったなーっと。


とまぁ、以上2点が主な原因となってあまりパッしないシナリオだったかと思います。
ただ、個別ルートに限ってはだいたいいつものノリだったかなっと思います。(良くも悪くも)



キャラクター


アイ


明るく前向きちょろいん

本作のメインヒロインofメインヒロイン……たぶん。
コールドスリープで眠っていた元アイドルってことで、
その行動はアイドル活動を促進していくところにかなりの比重が占められています。
とは言え、別に売れっ子というわけでもなく、そもそも文化が衰退している社会ですので、
周りからの扱い含めて立ち位置的には近所で話題の娘さん程度に収まります。

んで、性格的には前向きで明るく、
そして主人公には一目惚れしているためわりと積極的に絡んでくる子です。
とは言え、アイドルは恋愛禁止論(自論)にもとづき、ブレーキがかかる場面も多いので、
自分で絡んできて、自分で止めるという、なんとも一人で盛り上がっている子です。

個人的に感想としては仲間内でいると賑やかしでおもしろいかなーというレベルかな?
ヒロインというより、中の良いメンツにいたら面白いだろうなー止まりでした。



七海 ナタネ


賑やかしで照れ屋

船の中の生活がほぼ全ての世界において、唯一自分で操縦できる船を持っている少女。
手段を持っていることもあってか、七つの海をまたにかけるのが夢だ―みたいなこと言ったり、
行動が全般的にアクティブだったりと、主人公を積極的に誘ったりと精力的なのが売りです。

一方、性格的には女の子らしい面が強くコロッと照れたり、
身内に対して情が深い面があったりもします。
行動的かつ、女の子的な面も多いのでわりとポイント高かったかなーと思います。
ただ、ここは!という特筆部分がないので、ヒロイン勢の中では……ってところですが。



真備 シオン


背伸びをする甘えん坊

船団長の娘ということもあり、表面的にはまじめな委員長タイプを気取ろうとしていますが、
素の性格とスペックがやや見合っていないことから、
うまくいかず悶々とする→主人公にこっそり甘えるが鉄板パターン。
上記含めて、比較的感情のアップダウンの揺れ幅が大きめなきがしますね。
後、ヒロインの中で親族設定ないタイプでここまで甘えん坊タイプはなかなか珍しい気がする。
ぶっちゃけ、精神年齢やや低めな気がしなくもないがw

何はともあれ、甘えん坊タイプなヒロインが好みだぜーという人にはオススメ。
個人的にはゆかり嬢にはもっとツンツンした感じが……あ、いえ、なんでもないです。




東森 サンゴ


よくいるお姉さんタイプ

AXL作品ではちょいちょい見かけるお姉さんタイプのヒロイン。
少し年上、世話を焼きたがるというメイン属性は保持しつつ、
本作ではポンコツ属性+料理だけは上手いを備えております。

おっとり系の性格ということもあり、ガツガツ前に出るタイプではありません。
なんとな~く周りに歩調を合わせつつ、ここぞという時はサポートする感じ。
ただまぁ、ドタバタが魅力系の作品としてはこの手のキャラはどうも映えづらい。
……まぁ、この手があまり好みじゃないって点も大きいですがw





CG&立ち絵

CGに関してはここ最近のAXLとしては平均的なボリュームにおさまっていますし、
安定の瀬之本さんクオリティー。
通常CGとHCGの比率的には4:6ぐらいかな?たぶん。
うむ、メインどこのCG面に関してはだいたいいつものAXL的な感じなので、
あまり特筆することはないかな?

強いてあげるとすれば今作はサブキャラの立ち絵は少なかったかなーっと思う。
特段ヒロイン数が多かったわりには、ここ最近の中では少ないほうだったかと。



音楽&映像

個別ED曲がない……だと?

っとわりと衝撃を受けたのがこれ。
AXLさんと言えば無駄に(褒め言葉)EDのボーカル曲が多いのが売りだったのに、
今回はなんとそれがありません。
かわりにヒロイン勢の挿入歌はありますが……
うーむ、一応アイドル要素を作品に入れている作品で、今までが多かったとは言え、
曲数が減ってしまうのはかなり残念な気がしますね……
まぁ、変わりに声優陣のボーカル曲が聞けるので、
アドがある人にはアドですがね……

ここではOPと挿入歌ムービーのリンクをふたつともはっておきます。

OP


挿入歌




その他

その他特筆事項は特になし



まとめ


AXL的には中の下

かな~
全体的にどこの面見てもいつもよりやや劣る感じが強いです。

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恋しよっ? レビュー

2017-09-03 Sun 22:11Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
イカベイの反動からか、珍しく積極的に学園ものしたくなったので、
ちょいと前の作品から恋しよっ?をプレイです。



概要

タイトル:恋しよっ?
メーカー:とりぷる・すれっと
公式ページ:http://crossover-game.jp/koishiyo/

170903_01.jpg

ジャンル:恋愛学園アドベンチャー
シナリオ:北川晴、Hatsu
原画:夏桜、ツカモリシュウジ (サブ)
SD原画:mizuki
音楽:五十嵐芳樹

歌:2曲
 キミと恋しよっ!(西沢はぐみ)
 夢を照らす道しるべ (葉月ゆら)
CG:90枚(差分除く)
SDCG:12枚(差分除く)
BGM:21曲
Hシーン:27シーン
プレイ時間:6時間(琴子ルートのみ)

政府の打ち出した究極の根本的少子化対策――それは「学生の恋愛」を推進することであり、
モデルケースとして菊理(くくり)学園、通称『恋愛学園』が作られた。

一方、主人公の江洲名祐希(えすな・ゆうき)。
彼は、いつまでも恋人気分の抜けない両親を見て育ってきたため、
むしろ恋とか愛とか、そういったものに距離を置き、
地に足のついた平穏な人生を望むようになっていた。

それなのに――

「なんで、俺がそんな学園に通わなくちゃいけないんだ――っ!?」

突然、恋愛学園への転入を余儀なくされることになった祐希を待つのは、
いったいどんな未来なのか――?

公式ページものがたりより引用


シナリオ


徹頭徹尾王道な学園もの

ってところですかね~
シナリオの概要を読んだ段階では「恋愛学園」とか銘打つ設定あるぐらいだから、
割りとぶっ飛んだコメディ色強い系か、エロ重視系かな~とかも思っていたんですが、
実際ふたを開けてみれば非常にオーソドックな学園ものでした。

学校設備やらの充実具合、ちょっと変な校則等は現実と比較するとありますが、
エロゲってことを考えればまーそこまでぶっ飛んだ設定ではないよねって感じ。
そんなわけで基本に忠実で、それぞれ特色のあるヒロイン勢と出会い、
仲を深めて恋人になったあとは、いちゃこらしたり、エッチにはまったりし、
物語後半では一山あって……という感じ。
1ルートしかプレイしていませんが、それっぽいフリはところどころあったし、
概ね他の子のルートもクオリティ差的には大差ないと思われます。
いちゃこらとエッチの比率もバランス取れている感じでしたしねー

んで、こんな流れになるとお気まりのパターンですが、
後はお気に入りの子がいるか次第ってことになりますよ、はい。
共通でのキャラ印象はキャラ紹介の感じたとおりでしたし、
ルート入ってあま~くなるのもきっと期待は裏切らないでしょう。
少なくとも琴子は予想どおりの感じでした。

というわけで、なんか特筆して書いていることが全く無い気がしますが、
良くも悪くオーソドックな学園ものでしたってことを改めて言っておきましょう。



キャラクター

この感想書く段階でふと気づきましたが、本作ヒロイン勢がかなりフラットにかかれていますね。
物語上シナリオ量に差異はなくても、この子センターねってきまっているのが多い中、
本作パケとかWEBページとかで明確には決まっていない雰囲気を感じた。
まぁ、完全にこれは余談ですね。
ってわけでヒロイン勢の感想をサラッと書いていきます。
共通だけでの感想多いですが悪しからず。


都野田 雅


主人公と一番似合うキャラ

何につけても個人的にはこの感想が強いですね。
物語当初は主人公と同じ恋愛至上主義みたいなのにどうも相容れない少女。
そんなわけで主人公とは考えが似ているところや、一緒にやんちゃしたり、
果ては同じ学園年の同じクラスだったりと何かと縁があります。
そんなわけでかな~りセットに見えるんですよねこの2人。

後、最初述べたように彼女の現状としては恋愛を実感できない故に居心地が悪く
相容れていないだけで、恋愛自体を否定しているわけではありません。
うん、つまり何が言いたいかと言うとこの手は恋に落ちたらちょろい!……はず(想像)
基本は優等生気質なキリッとしているタイプなんで、きっとエロさ面でもいける!……はず(想像)
とまぁ、ルートやっていないんで完全に想像&共通での印象で語っていますが、
本作では一番ヒロインとしてポイント高いんじゃないかと思う。
個人的にはこの手のタイプは嫌いじゃないですね、うん。



円藤 琴子


先輩キャラのCV上原あおいが聞きたかったんです

はい。ぶっちゃけ本作やった理由これなんです。
上原あおいさんボイスで先輩キャラってないよなーっと思い釣られた次第です。
先輩&生徒会長属性ありのキャラとは言え、
作中を通しての印象としてはあんまり先輩要素を強く感じることはなかったですねー
距離感だいぶ近いキャラでしたし、強気でからかうのが好きな仲の良いキャラって印象。

後、ヒロイン勢の中で恋愛方面に一番疎いの彼女じゃなかろうか?
そんなわけでここらへんまでのもろもろ含めると、
距離感の近い友達感覚の女の子と日々を過ごしつつ、
恋を理解したらあまあま~になっていくのがプレイしたい人にはオススメ。
好奇心は旺盛なので、エロにも積極的なんで期待してあげてください。



渡良瀬 優美


女の子女の子していますね

作中で一番女の子らしさを一番見せていたのは彼女かな~と思います。
性格的には引っ込み思案でおとなしい系、
琴子先輩には振り回されつつも健気についていく真面目っ子、
恋愛話もそれ相応に反応し、憧れを抱いていいる様子も見せたりetc...
などなど全体的におとなしい女の子キャラとしてのポイント抑えたキャラ。
奏雨さんボイスがしっくりきているのも相まってだいぶ手堅いキャラになっているかと。

とは言え、惜しむらくはこの手のキャラは自分の好みじゃないんです、はい。
あんまりエロに走りそうな気配も感じなかったので、
どんな方向に落ち着くのはちょっと気にはなりますがね。



羽生 知花


恋にがめつい!

ヒロイン勢の中で唯一物語初期の段階から主人公への高感度Max&積極アタックをしています。
後輩キャラということ、部活等の絡みもないことから、
積極的に動かねば機会がないってことで、アクティブ面はかなり高めです。
後はちんまいキャラってこともあり、そっち方向にもポイント高いです。

以上、後輩系に積極的に言い寄られたいって人にはオススメでしょう。



矢野 綾


異色の大人の女性

ヒロイン勢の中で唯一の学生ではないキャラ……もとい先生。
一応幼なじみではあるけど、年の差はだいぶあるので、
共通での印象としてはかなり年上のお姉さんという感じでしたねー
距離感も一線引いている感じあったので、
ルート入らない限りは女性らしさを感じられることはないと思われます。

ただ、主人公を気にかけ世話を焼いている感はだいぶあったので、
ルート入ったらここらへんの要素がかなり強化されるのではないかと思います。
後はポイント的にはあれっすね、ボイスがいいです。
だいぶ母性というか、甘えさせてあげるぜーオーラが強い



CG&立ち絵

メインの原画は夏桜さん。
個人的にまともに絵を見るの初めてですねーというか他に何を書いているのかわかっていない。

んで、絵の印象としては、ぽっちゃりというよりは丸いって感じのキャラで、
後は目の書き方が割りと印象的っといったところですかね?
幼目にみえることもあって、全体的にはエロいというより可愛らしい路線ですかねー
めっちゃツボりはしないけど、拒否もされづらい絵なんではなかろうかという印象でした。

ボリュー面からはボチボチってところで、1ヒロインあたりは15枚弱といったところ。
うむ、クオリティといい、ボリューム面といい、なんか全体的にめっちゃ良くはないけど、
別に悪くもないという程よい満足ラインをついているなーという印象ですかね。



音楽&映像

音楽は全体的に柔らかくゆったりした曲調が多いです。
シリアス系やコメディ系に尖ったものがなく、
ゆったりした普通の学園モノ路線を狙っているな―というのがここらへんからも感じられました。

OP&EDも似たような印象でしたね?
個人的な好みとしてはちょっと微妙なところではありますが。
(基本的に激しめの曲好きなんで)





その他

その他特筆事項はなしですねー



まとめ


どこをとってもオーソドックな学園モノ

奇抜な路線を狙わず、良くも悪くも無難な学園モノがやりたいという時にどうぞ

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Dies irae ~Interview with Kaziklu Bey~ レビュー

2017-08-29 Tue 00:41Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
10月からDiesのアニメも始まるし、その前に積んでいたDies系のゲーム終わらせるか!
っという気分になったので、外伝のイカベイをプレイしたので感想書きますよっと。



概要

タイトル:Dies irae ~Interview with Kaziklu Bey~
メーカー:light
公式ページ:http://www.light.gr.jp/light/products/dies_kaziklubey/

170829_01.jpg

ジャンル:ADV
シナリオ:正田崇
原画:Gユウスケ
音楽:与猶啓至

歌:1曲
 Der Vampir(谷山紀章)
CG(新規):32枚(差分除く)
CG(Diesシリーズからの使い回し):22枚(差分除く)
BGM:9曲
プレイ時間:7時間

俺の母親は姉だった。

ニューヨークのブルックリンにあるヴァンパイア・バー、怪物園で、
対面のインタビュアーに向ける男の言葉はそんなものから始まった。
第二次世界大戦以降、世界中のあらゆる紛争地帯に現れて、暴虐の限りを尽くす白貌のSS将校。
戦場の吸血鬼。彷徨えるハーケンクロイツ。
それは陳腐なオカルトめいた伝説として時に噂されるものだったが、
単なるありきたりな与太話ではない。
彼こそがヴィルヘルム・エーレンブルグ。
世界の敵として、国連が極秘に追い続けている第三帝国の残党。
聖槍十三騎士団という、魔人たちの一人であった。

その彼は今、長年待ち続けた悲願を果たすため日本へ向かおうとしている。
普段なら無視か殺すかしていたであろうインタビューなどに応えているのは、
約束の時を前に高揚した心が生んだ遊びにすぎない。

ともかく、彼はそうした理由で機嫌がよかった。
饒舌であり、感傷的にもなっていた。
ゆえに今へ至るまでの人生を振り返り、その道程を懐かしむ。
問われるがまま、己の過去を明かしていく。

魂に食い込んだ血の呪い。拭い去れぬ水銀の業。
それを自覚した日、ヴィルヘルム・エーレンブルグとは何者であるのかを、
深く刻み付けた少女との物語を。

全部、全部話してやるよ。
そいつとの出会いから、終いまでをな。

公式ページSTORYより引用


シナリオ


兎にも角にもベイ!

初っ端から何が言いたいのか伝わらない気がめっちゃしますが、
タイトルからも分かる通り本作はベイを中心とした話です。

新キャラ以外ではベアトリクスあたりがボチボチ出番多いですが、
こちらは新しい面が見られた、キャラが深まったという感じはなく、
クラウディアとの相性が一番よかったからつなぎで出番が多かったのだろうという感じ。
んで、新キャラ的には3キャラいますが、ぶっちゃけディナはいらない子です。
出番クッソ少ないですし、内容にまったく関係しませんので。

そんなわけでメインの話としては、変わった価値観を持つクラウディアを中心に、
ヴィルヘルムが自分を理解し爪牙としての自分を深めつつ、
クラウディアに抱く価値観の異なるルートヴィヒとの衝突というのが全体的な流れ。
後は”初恋”どころがテーマなんで、やたらデレ気味のヴィルヘルムも見られますが、
甘い感じというよりは、独特のテンポに調子を狂わせられつつ、
振る舞いとしてはヴィルヘルムらしい範疇に収まっていたと思います。
つまるところ、俗に言われる初恋とはだいぶ違った表現になってきますよってこと。

また、バトル面には関しては毎度お馴染み正田卿のものなんで、ここらへんに不安はないですね。
本作は外伝故に積み重ねた世界観&設定もありますから、
それをゴリゴリ深め、活用し、いい感じに描いていたと思います。
最後の最後はちょっと似合わないくらいの熱血漢ぶりはありましたがw

唯一、個人的に微妙かな~という点をあげるとするならば、
彼の業には反しない終わりではあったんですが、
ちょっと綺麗な終わり方過ぎたかな~という感想は否めませんでした。
もっと泥臭く、悲劇的に、”お前は望む相手を必ず取り逃がす!”って感じの
表現を期待しているところもあったんです……
まぁ、彼に焦点が当たった作品であること&クラウディアをヒロインとしてないがしろにできない
ってのを考慮すると納得の範疇ではありますかね。

以上、つらつら書きましたが、端的に言ってすっげー面白かったです!



キャラクター

ちょいちょい出てくるのはたっくさんいますが、
ここではメインとなる3人についてのみサラッと感想書きます。

ヴィルヘルム・エーレンブルグ



三下ヤンキーは今日も元気です

とまぁ、変な初っ端一言ではありますが、
本作においてもヴィルヘルムはヴィルヘルムらしく、
あの口と態度の悪いヤンキー臭い感じのもと活躍しています。
本作では割りと不器用なデレ的な感じもあったり、
人情味もあったりするので、意外とダークヒーロー的な感じに見られるかもしれません。

とは言え本質は変わらないし、本作やるような人はDiesやっているのが前提だと思うので、
個人的には彼の逃れられない業とヘルガとの歪な関係が更にしっかり描写されるのを
楽しむのが吉だとおもいますよー



クラウディア・イェルザレム



個人的には微妙

かな~
キャラ単体としては悪くないし、
ヴィルヘルムとのやり取りとり等もずれているんだけどあっているという、
あのチグハグな感じも悪くはありません。ありませんが……
んー、どうもDiesの他メンツと比べるとアクの強さってのがないんすよね。

後はヒロイン属性強めになっているせいか、どうも描写が綺麗っぽすぎる気がする。
Dies関係のキャラは泥臭さとか、意地汚さとか人間くささが魅力だと思っているんで、
もっと汚くても我欲にまみれている感じが欲しいんですよ、うん。
というわけであまり好みにはならなかったですね。



ルートヴィヒ・ヴァン・ローゼンクランツ



いい感じに空気を読まない男

予想に反して思ったより描写よかったな~と思ったのはむしろこっちの彼。
まぁ、ぶっちゃけ本作におけるヴィルヘルムのライバルというかそんな立ち位置。
最初は何考えてんだこいつ?みたいなところが非常に強いんですが、
後半になって我欲を認め、正直になり、まわりの考え?知らんがなっと行動してくると
こいつは輝いてきます。

物語の流れてきにはかな~り空気読めていない子なんですが、
それゆえにストーリーに刺激を与え、ヴィルヘルムに対していい煽り方していると思います。
また、個人的な欲望にまみれた行動なのに、変なところで一線引いて下がっていたり、
存在の特異性の割に求めていることがちっぽけだったりと全体的にちぐはぐなのも魅力かと。
うん、思っていた以上にいいキャラだったね。




CG&立ち絵

原画Gユウスケさんでlightクオリティなんでここも文句なし!の一言。
新規枚数はボチボチってところですが、
Dies本家のCG使い回し等もあり、作中ではバンバンCGが出るイメージで、
演出的にも文句なしでしたよー
ムービーで演出するところも多いですしね!

個人的にはヘルガにまとわり付かれつつ、創造しているCGがかなり好みです。
これぞベイの抱える業と真骨頂って感じで。



音楽&映像

lightであることと値段帯を考慮してみるとかな~り少な!って印象。
がしかし、相変わらずの与猶さんクオリティで重厚感あるBGMが素晴らしい。
っというわけで、どの曲もかなり耳に残っており、
作品通してまったく不満なかったので個人では大満足かな。

後は何と言っても主題歌がヴィルヘルム……もといきーやん。
こう、なんかおらついている感じの曲がすっげーいいですよね。
というわけでOPリンクをはっておきますね。




その他

CG面でも言ったとおり演出ムービーは今作でも多め。
このプライス帯でも惜しみなくつっこんでくるのはさすがです。



まとめ


外伝として十分面白い!

ですかね。
lightと考えるとややボリュームにかけるところはありますが、
そこはお値段相応ってことでなっとくですし、
全体的には満足な内容だと思います。


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G.I.B. ガールズ・イン・ブラック レビュー

2017-08-20 Sun 21:53Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
1年ぶりくらいの渦巻き作品プレイですよっと



概要

タイトル:G.I.B. ガールズ・イン・ブラック
メーカー:Whirlpool
公式ページ:https://whirlpool.co.jp/gib/

170820_01.jpg

ジャンル:宇宙スペクタルドタバタ恋愛ADV
シナリオ:椎名ヒサシ、若瀬諒
原画:てんまそ、Rけん
SD原画:abua
音楽:じゃんや、ほーの、タナトシ

歌:2曲
 Wonderful! Wonderful!(AiRI)
 キラキラ光る(薬師るり)
CG:79枚(差分除く)
SDCG:15枚(差分除く)
BGM:19曲
Hシーン:17シーン
プレイ時間:6時間(有佳乃ルートのみ)

地球では、一般人が知らないところで、地球人と宇宙人が共存していた。
様々な星から色々な宇宙人が来星して、観光を楽しんだり、
そのまま地球に移住したりしている。

とは言え、全てが順調に進むわけではない。
小さなトラブルから、時には事件を起こしてしまうことも。

そんな宇宙人が起こす問題などを解決する組織が存在する。
人知れず活動する組織、『メン・イン・ブラック』。通称『MIB』。

ある日の学園の帰り道。
主人公、音無昴(おとなしすばる)が歩いていると、突如UFOに拉致されそうになる。
その窮地をクラスメイトの黒河有佳乃(くろかわゆかの)に助けられ、
その後UFOの撃退に協力する。

UFOを目撃してしまった、という理由で記憶を消されそうになる昴だが、
紆余曲折あって翌日、彼女が所属する『MIB』の本部へと連れて行かれる。
そこで昴は様々な奇妙な形状をした宇宙人を目の当たりにする。

そうして施設の説明をされた後、昴は『MIB』に所属することになる。

今までの日常から一気に遠ざかる昴の生活。
様々な『人』を巻き込んだ波乱の人生がスタートする。

公式ページストーリーより引用


シナリオ


有佳乃の可愛さが全部


一応最初に明言しておきますが、個人的には上原あおいさんボイスはくっそ好きです。
また、ルート的にも有佳乃ルートしかプレイしていません。
がしかし、そこんとこのもろもろを引いても有佳乃の可愛さが全てだろうなーという印象です。

本作は公式ページ見ると分かる通り、メインヒロインは3人とかなり少なめ。
サブキャラも多くなく、個別ルートの長さも長いものではないので、
シナリオ量的にはサクッとプレイできる内容となっています。

ヒロインが少ない+宇宙人モノ(と表現でいいのか?)ということもあり、
学園でのエピソード的なことは少なく、
基本的にはお仕事で宇宙人が起こす問題等に駆り出されつつのドタバタ劇を楽しむのがメイン。
つまるところ甘~い感じのイチャラブを楽しむ感じではなく、勢いを楽しむのがメイン。
まぁ、わりとwhirlpoolはこのイメージなんでここ自体は問題ないですが。

ただ、サブキャラはガチでサブキャラって感じの登場しかありませんし、
ドタバタ劇はちょいキャラ程度の新しい宇宙人が毎回あれやこれや出てきてって感じで、
基本的に軽いノリのものが多いってのがポイントかな?
こう言っちゃなんだが、捻りとかなく、
くだらない問題解決(雑用)に駆り出されているだけってのが余りに多く、
解決の方法も結構雑なのが多い。
そのためサクサク読める反面、”おっ、ここいいやん!”的な要素がかなり少ない。

んで、この宇宙人のドタバタ劇が中心になってくると
必然的にその渦中にいる人物が見せ場がよくなってくるので、
各問題に右往左往したり、失敗や成功でのテンション上げ下げが激しい
有佳乃が輝いてくるって感じですねー
他2人はあくまで協力員って立ち位置止まりでしたし、
仮にルート入ってもいい感じに関わってこれるとはあまり思えなかったもので……
まぁ、キャラの性格的な好き嫌い、今までの経験上からの期待値的なもろもろ含めての判断ですが。

以上、総括して有佳乃を堪能するのが全てのシナリオかと思いました。



キャラクター


黒河 有佳乃


本作の希望

シナリオ面でも書いたとおり本作における唯一良いなと思ったヒロイン。
主人公と同級生、MIBに所属し、宇宙人の諸問題を解決する日々を送る少女。
性格的には見栄っ張り、ドジっ子というのが端的に彼女のことを表すかと。
根は真面目なので、何事にも積極的にトライしますが、
上記の性格故に無駄に頑張ったけどドジって失敗してかな~り凹んだり、
ちょっと慰められたら無駄に元気になったりと、チョロさが垣間見えたりもします。
がしかし、そんな喜怒哀楽の激しさ、基本真面目系ポジティブっ子ということもあり、
隣で見ていて飽きない子&つるんでいたい子って印象でした。

後はヒロイン勢の中では唯一の常識派思考の人間なので、
ここらへんもヒロインとしては重要だと思うんですよ、個人的には。
ちょっとズレているなって子や、この子あかん子や……ってのはノーサンキュー派なんで。
何にせよ彼女の可愛さあっての本作ですね。



エリーゼ・ヴァレンシュタイン


ちょっとズレている子

主人公のクラスに突如やってきた宇宙人の少女。
と入っても見た目的にはウサミミが付いているのが異なるぐらい。
内面的には天然系お嬢様という感じで、
基本物腰柔らかい立ち振舞いですが、多大な間違った価値観、天然系らしいゆるい頭で、
どうもテンポをズラしてくるな~というキャラです。
印象的には、間違って日本文化を覚えてきた外国人的な感じですね。
”宇宙人”だからという要素はかなり少なめでしたし、
あのウサミミあってこそってエピソードも特になかったですからねー

唯一のピックアップポイントはボディ的にはエロい路線だということぐらいでしょうか。
えっちぃゲームなんで重要ではないかと思いますよ、えぇ。



音無 宙美


だいぶズレている子

主人公の妹ですが、妹系の可愛らしさというのはほとんど泣く、
印象的には”宇宙人”、”宇宙食”の2点かと……
いや、マジで作中こんな感じの発言ばっかですよ、この子。
つまるところ、残念な方向にぶっ飛んだ子って感じですね。
普通にいたらちょっと関わりたくないなー的な子ですよ、ぶっちゃっけ。

ポイント的には常にハイテンション、自分の趣味を曲げず一直線なので、
ここらへんがツボる人にはいいのかもしれない。たぶん。きっと。おそらく。
まぁ、後はあれですよね。貴重なロリっ子枠です。





CG&立ち絵

愛さ&エロさのバランス的にはそこそこ良いかなっという印象で、
CGの綺麗さと塗りも程良い感じです。
渦巻きは竜翼、ワールドエレクションぐらいしかまだプレイしていませんが、
竜翼の時は塗りとかびみょうだなーという印象でしたが、
本作ぐらいではだいぶクオリティアップしている気がします。

枚数的には80前後ですので一般的なボリュームですが、
ヒロインが少ない分、一人あたりの枚数は多く感じられましたね。
SDCGはボチボチ量あったけど、めっちゃ心惹かれる感じではなかったかな?

以上、CGはこんな感じですが、総括的にはボチボチだったかと思います。



音楽&映像

音楽方面はやや物足りずと言ったところ。
わかりやすいところではBGM数が少ないってのと、
曲調的にもこう響くもの、印象深かったものはあまりなかったなーという印象でした。

一方、OP曲はなかなか爽快感と独特な感じが
ゲームイメージにもマッチしておりそこそこ良かったかなという感じですかねー
OPのリンクはりたいなーと思ったけど、
公式のアップロードがリンクきれていたので、DLする等で見て頂ければと思います。



その他

特になし



まとめ

有佳乃を堪能しましょう

個人的にはこの一言につきますねー


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春音アリス*グラム レビュー

2017-08-19 Sat 17:24Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
6月に買ったもう一個の方の新作春音アリスグラム。
CVがだいぶ好みであることに加え、
ちょいミステリアスな雰囲気にそそられるものがあったのでプレイですよっと。



概要

タイトル:春音アリス*グラム
メーカー:NanaWind
公式ページ:http://nanawind.jp/product/prj04/

170819_01.jpg

ジャンル:恋と秘密とちょっと不思議な学園ADV
シナリオ:葉月サイ、桷修斗、池田コント、葉月サイ
原画:七尾奈留、Mitha、高苗京鈴
SD原画:いずみ由羅、朝倉はやて
音楽:NORAS、SONO MAKERS from SHOT MUSIC

歌:2曲
 春音*ベール(Ceui)
 ALICE GRANDUATION(Ronica)
CG:82枚(差分除く)
SDCG:10枚(差分除く)
BGM:48曲
Hシーン:20シーン
プレイ時間:33時間

冬の寒さも峠を越え、春が待ち遠しくなる三学期――。

臨海都市、湊十区にある『成稜学園』は、
最新の設備と自主性を重んじる校風、偏差値が高くて男女比が4対6という、人気の進学校。
そこでは一年前より、生徒会と新生徒会という生徒組織が、
新旧の制度を主張しながら学園を管理していた。

主人公・瀬真颯太郎は、そんな成稜学園の二年生。
生徒会側が管轄する、ワケあり生徒が集められた「黄昏部」に所属している。
主な活動内容は、生徒のお手伝いから他愛ない捜し物、
揉め事の調停から風紀執行部とのいざこざまで。
憧れの生徒会長と登校したり、美人部長とお喋りなんていう慌ただしくも気楽な日常を送っていた。

そんなある日、主人公の元に差出人不明の手紙が届く。

『これから起こる度重なる問題を、キミは解き明かすことができるかな?』

時を同じくして、学園に1台のヘリコプターが来訪。
それから黄昏部には様々な厄介事が舞い込んでくるようになるのだった。

生徒会と新生徒会の折衝、雪桜の舞う場所や謎めいた時計塔、
そして、一部の者たちだけが使える不思議な能力。

この街に深く眠る、いくつもの秘密たち。
果たして颯太郎はそれらを全て解き明かすことができるのだろうか――。

公式ページSTORYより引用


シナリオ


雰囲気はいい!


個人的にプレイ前にこの作品に期待していたのは共通までに見られる
不思議な手紙とちょっと謎めいた秘密を解き明かしていく、
ちょっと不思議な学園ものストーリー。
不思議のレベルが子供の謎解きレベルでちょっと落差はありましたが、
大筋というか方向性という意味では共通ルートは悪くなかったです。
んで、締めの方向性としては個別ルートで知ったそれぞれの秘密が徐々に収束していき、
何かしら大きな秘密に辿りつく!的な感じを期待していたわけですが……


個別のルートはクオリティ&方向性のバラバラ具合が凄まじい!


という収束するどころかなんかバラッバラっにちらした感じでした。
当初のこちらの期待は勝手にこっちが思っていただけなんで仕方ないとしても、
それを差し引いても統一感ないなーという感じです。
また、意味深な設定をあっちこっちに詰め込んでいるわりには、
こちらもどっかにまとめるでもなくとりあえず色んな設定入れました感が強い。

もうちょい具体的に言いますと、本ゲームは全5ルートです。
んで、その内訳はと言いますと、

1.学園の秘密とZERO(不思議をばらまいていた人物)との決着
2.アーケンの軍事利用考える組織とやりあう
3.悠久の場所の秘密にせまる……と見せかけわからずじまい
4.家族と過去の話
5.前の生徒会の横領事件の真相は……

って感じだったと思う。
うん、改めて見てもちょっと話散らしすぎじゃないだろうか?
1あたりが本作の雰囲気にもっともマッチしていて良かったと思うんですが、
2あたりは急な展開かつアーケンってこれだけの為にあった設定って気がするし、
3は結局よくわからずじまい、4は急に話のスケールちっさくなったなって感じで、
5はだいぶ毛色変わりましねって感じ。

総括するとやたらめったら色んな設定入れたり、
描きたいこと詰め込んだために、まとまりなくなったって感じでしたね。
また、プレイ時間から分かる通りかなりボリューミーなところもあるのですが、
話がバラバラであるためプレイ後のやり終えた感、満足感が低いのもマイナス点。


ただ、最初にも書いたとおり途中までの雰囲気は悪くないです。
生徒会と新生会のやり取りとかはなかなか見ていて飽きなかったですし、
学校にある不思議と謎をばら撒くZEROが巻き起こす事件を解決していく様は悪くなかった。
なので、巨大学園モノ内で閉じた話に特化すれば
もっとまとまり良い作品になったのではないか~と思ったりします。

後、個人的にキャラの掛け合いとかは結構好きでしたね。
ヒロイン勢はそれぞれ立場や所属組織が異なることもあり、
よくある学園モノで終始一緒にいる仲良し友達という感じではありません。
なので、立場が異なるがゆえの軽い駆け引きややり取りが良い刺激になっていましたし、
サブキャラの多さとそれぞれ特徴をもって描ききれていたのは高評価ですね。

以上、総括すると全体のシナリオとしてはまとまりなくて微妙だけど、
キャラ描写とかシーンごとの描写は結構良いと言ったところでしたね。




キャラクター


白羽 優理


優等生な癒し系

生徒会長で物腰が柔らかく、誰にでも分け隔てなく接する少女。
成績も優秀で、家事なども卒なくこなし、Theできた女の子ってところですかね?
組織の長としては押しが弱いところもあり、ややカリスマ性には描けますが、
優しさゆえの人望、そして生来の真面目な性格もあり上手く切り盛りしている模様。

他ヒロイン勢と比べた時はやはり癒し系というのが最大のポイントかと。
こう全体的にやわらか~な感じとか、女の子らしい照れ方とかの性格面、
ビジュアル的な要素、話し方など、どこをとっても癒される女の子ってところが大変いいですね。
CV遥そらさんも大変Goodです。

強いて欠点を揚げるとすれば、全体的に高スペックな代償として、
尖ったところがないことくらいですが、ここらへんは個人の好みの範疇だと想いますね。



久遠寺 一葉



真面目系ドジっ子

風紀執行部代表ってこともあり、
ヒロイン勢の中では頭一個飛び抜けて真面目っ子&やや頭が固いっ子。
また、役職柄武闘派……というと言い過ぎですが、
取り押さえしたりする関係上運動スペックもかなり高め。

ただ一転して中身のほうは漫画やアニメが好きな隠れオタク気質(この面は見せたがらない)、
恋愛に憧れるなどの乙女チックな面があったり、
イメージ的なクールさに比べ、うっかり面も多かったり、失敗しでガッツリ凹んだりも……
とまぁ、全ヒロインの中でも感情のアップダウンが激しく、
人情的な面が現れることも多いので、対等な関係で一緒にいて楽しそうなやつって感じですね。

後はガーターベルトとか、なんか見た目と立ち振舞的にエロスを感じるのがいいね。
すごくいいね。(CV補正含む)



神咲 エリサ


人懐っこい好奇心旺盛っ子

どっかの国のお姫様……という設定なんですが、
こちらの面を作中で感じることは結構少なく、
どちらかというと何かにつけて興味を惹かれ、気になりますと発言し、
首をつっこんで行く姿が印象的。要は何につけても好奇心旺盛な感じ。

また、性格が素直ってこともあり、誰に対しても人懐っこい感じで、
グイグイと中に入っていくのも印象的でしたね。
ただ、耶々や主人公たちに良い感じに躾けられている面も強く、
ダメだし食らったり、留められたりしてしょんぼりする姿は可愛らしかったかと。


上記的な印象なので個人的な印象としては、女の子女の子したヒロイン力は低めだけど、
見ていて飽きない&世話したくなる系ってところですね。



凛堂 耶々


小悪魔クールビューティー

理事長の娘、黒髪ロングで見ため的にはおしとやかなお嬢様……かと思いきや、
学園の厄介部黄昏部の部長だったり、蠱惑的な言動と龍振る舞いで主人公を誑かしたりと、
イタズラ好きな小悪魔路線をいく少女。
また、趣味がボトルシップづくりだったり、超絶甘党だったり、
黒色をこれでもかってぐらい愛したりと、私生活面ではかなりピーキー具合が見て取れます。

そんな最初の印象からゴーイングマイウェイなキャラかと思いきや、
その内面は結構脆い面も多く、母親との関係だったりに苦労したり、
子供っぽさや寂しがり屋な面もあったりと弱さを見せる面も一番多いキャラかと。

そんなわけであまのじゃくっぽい女の子とのちょっと変わった受け答えを楽しみつつ、
彼女の弱さも受け止めてやるぜ―的な人にはオススメ。



藤乃 雪


マイペースガール

特徴的なのはいっつもマフラーを巻いている姿とどこでもゲームをしているその姿。
これだけ聞くとぐーたらっ子かと思いきや、
新生会の書記をしていたりと積極的に仕事はこなしている模様。
がしかし、他組織である黄昏部にきては入り浸っているので、
やることはやるけど、後は自分の好きなようにやるというマイペース具合が伺えます。

個別ルートだと祖父(だったと思う)の思い出話に拘る面を見せたりもするのと、
共通で見せていた自分のペース外の面を見せるから割りと印象は変わった気がしなくもない。
例えとしては微妙かもしれないけど、ちょっとわがままな娘を見ている感じ(想像)でしたね。
この印象もあってかヒロイン力は他メンツと比べると弱いかなー



とまぁ、ヒロイン勢しか感想書いていませんが、全体的にキャラは良かったですよ。
個人的には優理、一葉、耶々あたりがよかったですね。当然CV補正ふく(ry



CG&立ち絵


おっぱいでかくない?


うん、すまないが何につけても思った印象これなんだ。
この界隈ではおっぱい大きいキャラ多いのは常ですし、
現実と乖離していることも多々ありますが、
それを踏まえた上で見てもなんか設定上のサイズとの差が大きいような……
と言うか、キャラ間の差分(DでもGでも)が感じられなくないか?
後、乳頭でかいっす。

ちなHCGの比率は50%ぐらいだったかな?
後、印象的なことを揚げるとすると、
恋人同士の甘い感じのCGよりも日常の1シーンだとか、
アーケン関係とかの映えるCGだとか、そっち方面が多かったのは意外かな?
全体的にはバランス取れていたので、悪くないかなーという印象ですが、
贅沢言えばもうちょい量ほしかったかなと思わなくもない。




音楽&映像

音楽面は大変良いです。
ボリュームは言わずもがなの50曲弱というレベルですし、
曲調は全体的に柔らかめ&趣がある系がおおいかな?
ゲームの雰囲気にあっているものが随所随所で流れるですし、
場を盛り上げる上でかなり良かったかと思います。

後は恒例のOPムービーリンクをぺたり。
Ceuiさんが歌っている、清らかなで良い曲ですよ。





その他

ICOモードという名のTIPSがありますが……
あんま必須の機能には思えなかったかな?
別に難解な用語がでるわけでもないので、まぁおまけ機能程度の認識でいいかと。



まとめ


シナリオしっくりこないが、キャラは○

ですね。
キャラの掛け合いやらを楽しむという面では結構ありな作品だと思います。


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