黒兎月ですよっと
 
相州戦神館學園 万仙陣 レビュー

2015-09-24 Thu 01:31Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
lightの15周年記念作品の片割れ、相州戦神館學園 万仙陣!
シルヴァリオヴェンデッタもプレイしたしこっちもプレイしないとね!!
ってわけでプレイ完了したんで感想かきますよっと。



概要

タイトル:相州戦神館學園 万仙陣
メーカー:light
公式ページ:http://www.light.gr.jp/light/products/bansenjin/index.html

150924_01.jpg

ジャンル:ADV
シナリオ:正田崇
原画:Gユウスケ
音楽:与猶啓至

歌:6曲
 紅蓮獄華(榊原ゆい)
 夢現 ~MUGEN~(榊原ゆい)
 Dream awaking(榊原ゆい)
 憧憬ライアニズム(榊原ゆい)
 月詠月夜(榊原ゆい)
 夢現 ~MUGEN~ 静乃バージョン(笹木きらら)
CG:155枚(差分除く、前作と同じCG含む。新規分は80枚弱ぐらい)
BGM:60曲(前回と同じ曲含む)
Hシーン:9シーン
プレイ時間:25時間

戦の真は千の信に顕現する。
かつてその信念を掲げ、夢見た朝を目指し戦った若者たちがいた。


そして時は流れ、2015年春。
千信館の二年生に進級した四四八たちは、
GWの後に催される文化祭を前にして、いつも通りの毎日を送っていた。
新入生の信明や転校生の静乃が輪に加わったことで些細なトラブルが増えはしたが、
それらはすべて微笑ましいものであり、誰もが日常の不変性を信じていた。

しかし――

文化祭の準備に明け暮れる中、ひょんなことから母校の秘密に触れてしまった四四八たちは、
現実を侵食する悪夢と対峙することとなる。

夜ごと顕象する闇の歴史。
それに引きずられていくかのように、変質する現実世界。

続発する怪異を前に、ただの学生である四四八たちは成す術もない。
だがそのとき、それぞれの血に刻まれた因子が目覚め、遠い過去からの声を聞く。

愛する我が子孫たちよ、この朔を切り払え。眷属の許可を与える。

それはかつての英雄たちがやり残した最後の仕事。
盧生、死すべし――その言葉を軸に再び夢の歯車が回り始める。

公式ページStoryより引用


シナリオ


同名タイトルでも正田卿の勢いは変わらず!


本作はlight初の同名タイトル作品(Dies関係除く)で、
イメージ的にはFDもしくは続編ものといったところ。
とは言え、前作の戦神館は一つの作品として十分なまとまりを見せていたので、
本作はどうなるのかな~っとすっげー気になっていたわけですよ。
よくあるキャラとの後日談的なものになるのか、
もしくは過去のエピソードを補足するレベルに収まるのか……


まぁ、正田卿が書くものが

そんなレベルにおさまる分けがなかった!



うん、普通に新作並のボリュームはあるし、
話の展開も前作のキャラは当然登場させつつも、
勢いのある新キャラ投入、目新しさ満載で俄然おもしろいものになっています。



ストーリーにちょいちょい突っ込んで書いていくと、
本作は後日談というより時が流れた現代の話となっています。
同じキャラが出ているのは子孫って設定なんですが……ここにもうまいトリックがあります。
いやー、ありきたりに終わらせずネタを仕込むあたりさすがです。

また、新たな盧生もでてくるのですが、本作からの登場にもかかかわらず、
今までの盧生に劣らぬ存在感を見せつけてくれますし、
そんな彼の夢を利用しようとする南天の紡ぐ暗躍劇が
二転三転とかわる状況、世界を浸食していくさまが緊張感と刺激に満ちていて飽きさせません。

上記のようないわゆる厨二作品的な内容がガッツリなのもさることながら、
本作は珍しく学園ラブコメっぽい要素があるのも印象的でした。
学園祭、水着コンテストetc…
いろんな意味で振り回される四四八君をごらんあれってことで
こちらおも新鮮な刺激、ノリで楽しかったです。
また、ここにもちょい理由付けがあるんですが……いや~さすがでしたわ。


以上、かなり概要的な部分しかふれていませんが、感想的にはこんな感じ。
バトル、ラブコメっぽい要素など、いつもの正田卿+αという感じと、
それらを上手くまとめる設定力とさすがのシナリオでした。



キャラクター

本作は相州戦神館學園のFDってことでほとんどのキャラは前作から続投で登場です。
そんなわけでここでは今作初登場orメインキャラとなったキャラたちにスポットを
当てて感想かいていこうかと思います。


石神 静乃



マイペース野生児

快活そうなビジュアルに反せず、印象的には人当たりも良く親しみやすいキャラ。
がしかし、ド田舎育ち&神祇省のもとで育ったということもあり、
偏りまくった知識と無駄に旺盛な好奇心を兼ね備え、
さらに困ったことに即行動・あたってくだけろ精神的なところがあるので
周囲に騒ぎのネタを、そしてラッキースケベを投下しまくりますw
四四八たちのグループでは賑やかしの火付け役担当といったところでしょうか?

また、チャームポイント(?)としてはなんといっても妄想癖でしょう。
夢にまでみた英雄達の子孫達との交流、日常的には騒ぎのネタとなり、
実はこのネタが本作のかな~り核心的なことにも……
っと正に無駄がないキャラのたて方。う~むさすがです!

一方、戦闘面では生粋の戦闘要員ということもありかなり高いスペックを発揮します。
少なくとも身体能力的なものでは他の追随を許さず、
これに関しては水希と比べてもさすが!といえるほど。
また、この手の正統派の戦士は戦闘で映えるし、シナリオ上の使い勝手も良さそうで、
かなり戦い描写が見ていて楽しいですね。
まぁ、周りの奴らがトリッキー野郎ばかりでかなり翻弄されますが、それもまた良しw

何にせよ他の濃ゆい面子にも負けないいキャラをしていました。



緋衣 南天



虚弱系悪女の執念が素晴らしい!

静乃と比べる割りと真逆を行くキャラ。
体はひ弱……もとい死にかけ、性格は悪女と言える様で、
信明をたらしこんで利用する、私が死ぬぐらいなら世界滅びろよetc…
っと、まー素晴らしいくらいに歪みまくっているわけですw

とは言え、逆さ十字の一族としては正道をいっているわけで、
特筆するとしたら彼女が“女”ってところでしょう。
基本は“生“に飢えているわけですが、それを実現するための手段などがどう違ってくるか?
ってところに結構女キャラゆえの~ってところが見えて良かった。
最後の決着までのプロセス全体を通して、すっげーよく描かれていたと思う。

戦闘面でも静乃とは違いトリッキー派の人間。まぁ、逆十字の一員ですからねw
故に戦闘シーンが多いわけではなく、ここ一番でしか見せませんので、
彼女の見どころとしては如何に“自分が戦わずに勝つか”でしょう。
そんなわけで彼女の戦闘とは策謀にあり!そこらへんを踏まえて見ると楽しめるでしょう。
ってか彼女廬生に目つけられたり、仲間いなかったりの状況での頑張り具合パネェ……



世良 信明



今作では彼にも栄光の光が!

彼は前作からの続投キャラなわけですが、
今作でもっとも描かれ方が変わったキャラなのは間違いないでしょう。
彼の性質的なところは変わらないのですが、
前回は方針として強くなる!という路線でしたが今作では
緋衣との絡みからちょいと異なった路線になっています。

言っちゃ―なんですが、他男キャラと比べるパッとしたところがない彼ですが、
今作では弱い故にってところをついてよい所を見せてくれますよ。
後は何だかんだで器の大きさを見せたな!って感じでした。
まぁ、一歩間違えば都合のいい男キャラとして利用され幕を閉じるところでしたがねw



黄錦龍



本作屈指のうざキャラ

会話が通じない、自分の考えが正しいと疑わない、相手にもそれを強要
っと面倒くさいやつの特質を完璧に備えた廬生ここに誕生。
どう考えても面倒なやつなんですが、
人の願いとして大多数の賛同を得られるという厄介な性質を兼ね備えた彼は
まっとうな思考回路からは忌避する思いで世界を満たそうとします。
しかもそれが正しいことと疑っていないから更にたちが悪い。

正田卿の作品では基本敵さんもカッコいい……もとい敵さんの方がカッコいいのですが、
1作品1人ぐらい現れるガチで面倒くさい、カッコ悪い、うざいの特質を兼ね備えたのがでます。
はい、そうです。今作では彼がそれに当たるわけですね。

印象的にはそんな立ち位置ですし、端的に言うと本作のラスボス枠です。
がしかし、本作では緋衣の暗躍あってこそって印象が強い……
つまり何が言いたいかっていうと、強大な敵という唯一プラスポイントなるところでさえ
お膳立てされてって感じなので、ガチでうざい印象しかないんですわw
まぁ、嫌われどころとしてはいいポジションだったんではないでしょうか?w


クリームヒルト・レーベンシュタイン



もうちょいエピソードが欲しかった!

四四八に続く第三の廬生。
纏うオーラは甘粕に近しい物があり、生粋の武闘派ということもあり威厳たっぷり。
戦闘スタイルも正統派で映えるし、
理知的かつ超然とした思考でかなりキャラとしてはたっているんですが
如何せん描写エピソードが少なすぎる……

そのためどうも彼女の性質というか、考えを十分描写しきれていない気がします。
う~む、もっと背景的な要素をしっかり書けば甘粕ばりに映えるのではないか?
というわけで個人的な感想としてはもっと描写を!って感じでした。






CG&立ち絵

CG枚数としては多いように感じますが、
実質的には前作使用分があるってことを考えると新作分は80枚ちょいぐらい。

また、全体的には新キャラの静乃と緋衣、そして廬生陣のものが大多数を締め、
旧ヒロイン勢は日常系のCG+HCGが追加されている感じかな?
今作は珍しいことに学園祭とか学校ものっぽい要素があった影響もあるのか、
割りと日常系の描写にも力が入っていたような気がしなくもない。

後はバトルでよく使うCGは前作の流用が多いので、
新規分のCGはわりと決戦どころとか、見どころポイントでのものが多く、
インパクト強めのCGが多かったのがかなり好印象かな。
相変わらずの甘粕のノリノリっぷりや緋衣の多彩な表情とかがオススメどころです。




音楽&映像

今回音楽は与猶啓至さん。
毎度ながらイケイケの音楽がたまりませんね~
正直なことを言えばDiesのころはそんなに良さがわからなかったんですが、
最近では正田卿作品には与猶啓至外せないよね!と思える程度には染め上げられていますw

とりまここでは恒例でOPのリンクを張っておきますね。
今回も主題はゆいにゃんで、今までのシリーズと比べると爽快なカッコいい系となっています。




その他

その他は特に無し……かな?



まとめ


やはりlightはこうでなくては!


ってことで今回も厨二前回でめっちゃおもしろい作品になっていますよ~
特に今回は学園要素もちょいちょいありで、バトルとのギャップも楽しめて◯


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