黒兎月ですよっと
 
あの晴れわたる空より高く レビュー

2015-11-29 Sun 11:44Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
一風変わったロケット青春ものをプレイです!



概要

タイトル:あの晴れわたる空より高く
メーカー:チュアブルソフト
公式ページ:http://www.chuable.net/byakko/

151129_00.jpg

ジャンル:青春ロケットADV
シナリオ:範乃秋晴(メイン)、草壁よしお(サブ)
原画:ちり(メイン)、まんごープリン(サブ)
SD原画:オレンジゼリー(SD)
音楽:けんせい(Silver Sears Records)

歌:3曲
ロケット★ライド(Duca)
Over the Skyblue(みとせのりこ)
Into the Cosomos(Rita)
キャラCG:84枚(差分除く)
ロケットCG:17枚(差分除く)
図説CG:22枚(差分除く)
BGM:24曲
Hシーン:20シーン
プレイ時間:22時間

たった5人で始めたロケット開発。予算も設備も技術も足りず、多くの人が「不可能だ」と口にした。
だけど俺が……俺たちは、誰一人として諦めなかった――

本土から遙か南、俺が住むこの天ノ島では宇宙航空研究が盛んだ。
“天ノ島学園”の宇宙航空学科には、未来のロケット技術者を目指して毎年、
全国からから多くの学生たちが集まってくる。


ね、一緒にロケットを作らない?


だから正直、驚いた。普通科で、自他共に認めるバカの俺を“暁 有佐”が誘ってきたときは。
だけど、彼女の目はあまりにまっすぐで……俺は心を揺さぶられた。

有佐が部長を務める弱小ロケット部“ビャッコ”への入部を俺が決意しようとした、その時――


ビャッコじゃ無理


現れたのは、学園内に数あるロケット部の中で最大規模にして最高の実績を誇る“ARC”の
副部長“黎明 夏帆”彼女が俺たちに突きつけたのは突然の背部通告だった……!?


ほのかはまたせんぱいと部活したい

ビャッコでもロケットちゃんは作れます


ロケットに恋する先輩部員“伊吹 那津奈”に、
いたずら好きな幼なじみ“導木 ほのか”を加え、ライバルであるはずの夏帆まで巻きこんで、
俺たちはロケット開発に挑戦する。


目指すは大会優勝、ビャッコの存続だ!
そして、なんとしてでも自分たちの手で、ロケットを宇宙に打ち上げてみせる……!!

高度100km――

あの晴れわたる空より高く――

そこに夢の結末があると信じて、俺たちは今日も走り続ける。


公式ページSTORYより引用


シナリオ


ご都合主義もあるがまとまり良い青春部活もの


作品紹介のページからわかるように本作は“ロケット制作”
というジャンルが珍しいものではありますが、全体的には青春部活ものです。
分かりやすくいうなら

友情!

努力!!

勝利!!!

ですね。あとはまぁ、エロゲなんでエッチもw
とは言え、エロゲとしてヒロインとのあれやこれやもあるにはありますが、
基本的にはロケット制作で心をウキウキさせるのがなんといっても本作のポイント。

ちなみに感想書くにあたっての大前提ですが、僕はロケット制作とかわからない素人です。
なんで実際だったら~的な技術的内容に関しては突っ込まない&考えない方向でいきます。
っていうか突っ込めませんしw


さて、本作の感想初っ端でも書きましたが本作はかなり王道的でまとまりが良い作品だと思います。
これらの中でポイントとなるのは何につけても本作が“ロケット制作モノ”ってところ。
基本、青春部活ものっていうとスポーツ系が多いのですからね~

んで、このロケット制作の中でさらにポイントとなる点が下記だと思います。

①ふつーの人はロケット制作の知識とかない

②団体競技ではなく個々の技術がものを言う(ただし個人競技ではない)



1点目は書いたとおりのまんま。普通、一般人にロケット制作の知識なんてない。
そんなわけで一般人の多くがなんとな~く知っているスポーツ系をやるのと違い、
ちゃんと用語・仕組みなどを話していかないと話がさっぱりなわけですよ。

んで、ここらへんに関しては王道パターンとして主人公はこの界隈にさっぱりの素人。
なんで彼に説明をするって体でプレイヤーにもわかりやすく色々説明してくれます。
また、シナリオ上だと機体に制限のある大会、
部門別の大会などを通して順にみていけますので徐々にわかるように組み立てられています。

後はシステム的なサポートして、用語辞典があったりCGで図面があったりなどもあり、
かなりロケット制作の内容を分かりやすく物語が組み立てられているように思えました。



2点目のポイントは上記の一言だけだと伝わりづらいかもしれません。
ロケット制作は部品の組み合わせで成り立っており、それぞれのスペシャリストがいます。
なんで、1点目の中でもちょっと触れたように、各パーツを順をおって説明していきやすい
(キャラごとに特異な部品・担当を決め、ルートで使い分け)

また、担当が別れて作業も別になるので、各ヒロインと一緒にいる時間が増えるのは必然だし、
長く一緒にいて苦楽を共にするヒロインと仲良くなっていくのも自然の流れ。
かと言って完全な個別競技ではないので、要所要所であつまったりもできますし、
エロゲとしてシナリオの組み立てがきれいにできるな~って印象でした。



後は全体を通して区切りが明確でわかりやすい。
ゲームのHPにも書いてありましたが、はれたかは3部作となっており、

・主人公がロケット制作にふれていき最初のか別にぶつかるまで
・個別ルートで各ロケット部品の知識を深め、挑戦していく様
・そして大団円のグランドルートへ……

という挫折、努力、勝利!って感じの3部構成ですね。うん、実にわかりやすい。
一方、わかりやすすぎる故に、少人数・設備不十分の弱小部活が勝ちすぎだろ……
的なご都合主義的なところはどうしても印象強くなってしまいますけどね。
グランドルートの一波乱も、いかにも用意された感じの内容でしたし……


一方、シナリオの細かいところで良かった点としては、
主人公は漁師の息子ってことでそっちの切り口からのアイディア出しなどがいくつかあったこと。
違う切り口から攻めて、活路を見出す的な流れは僕結構好きなもんで。

後はライバルの部活となるARCの高乃酉。
ぱっと見いや~な高慢系のキャラかと思いつつ、
実は悪意はさっぱりなく示された事実は素直に受け入れ改善し、
胸に秘めたる熱い思いをここぞって時にポロッと出し、
またまたある時はカリスマ性を見せるなどなかなかに良い味だしてた。

これらの内容ともあわさりーので各ヒロインルートでは結構クオリティ……
もとい好みに差がでたかな~

有佐>>>ほのか>夏帆>>>那津奈

的な感じ。有佐はグランドルートでもメインはっていた感じあるし、
ルートのシナリオが特によかったかな。
ほのかルートは高乃酉の点数でw

以上、シナリオ面ではこんな感じで。



キャラクター

ヒロインについてサクサクッと感想書いていきますよっと。

暁 有佐



熱いパッションが溢れ出るロケットバカ

本作筆頭ヒロイン。
びゃっこの悲惨な状況にめめげず、
ロケットのロの字も知らないような主人公を引き込んだり、
AXIP及び天ノ島学園の理事長にもガツガツ食いついていくアグレッシブ少女。
その強気でひたむきなロケットへの情熱からびゃっこの導き手としての姿勢が魅力的です。
また、他者とぶつかることを畏れず、本音で語り合う姿とか、
目的のためにはキレイ事だけでなくなんでもやり遂げるという姿勢は僕的にはポイント高い。

一方、それらの情熱の反動か、女の子としてはとことん素直になれなかったりする。
言って引っ込みがつかなくなったけど、なんやかんや言い訳しつつ気持ちを表現したりなど、
不器用な感じが可愛らしいとこではありますね。
後はガツガツいく反面、この子防御力はけっこー低めで不意打ちで照れたりすのもGood!
ってか何だかんだで、やや変わった面子が多いびゃっこでは一番女の子らしいですよ。



黎明 夏帆



クールな見た目、熱い魂、踏ん切りが付かない心

ってのが彼女の印象。
見た目に関しても言わずもがなですが、
基本感情表現の起伏は抑えめ(他面子が激しすぎるだけで、無表情系ではない)
一方、ロケットのことに関しては有佐と熱い意見のぶつけあいを臆せずしまくります。
それはもう下手すりゃ殴りかかるんじゃね?っ的なほどに……

がしかし、与えられた環境の中ではひたむきにロケットに打ち込む反面、
リスクを犯すことに関してはかな~り慎重。悪く言えば臆病。
物語冒頭におけるARCでの彼女の立場だったり、
彼女のルートにおける彼女の境遇だったりetc…
イメージ的には優秀な子にはありそうなパターンですね。

女の子的にはちょっといたずらっ子っぽい感じなのがポイントかと。


導木 ほのか



人懐っこい、びゃっこの賑やかし担当

部では機体担当で、実家の町工場の娘にして、主人公の幼なじみ。
有佐が情熱、夏帆が知識ときて、彼女は手先の技術といったところです。

また、印象的に彼女はびゃっこの中ではロケットに対する情熱はかなり低い模様で、
身につけた技術も才能と環境がなせる技ってのが正直なところです。
もちろんルートに入るとこだわりを見せるようにはなったりするんですが、
有佐や夏帆達の情熱に比べるとどうも取ってつけた感があり微妙。

後は部のえっちいの担当といったところか。
もともと主人公には好意を寄せていたこともあり色々出してくれます。
そんなノリでここ一番でへんな勘違いしたりなど、なんともおとぼけなところもありますがw
ここらへん含めて彼女は賑やかしが似合っているかな~という感想。



伊吹 那津奈



かな~りずれた感性の持ち主!

何につけてもこれかな~
他面子が単純にロケットバカだったり、いたずらっ子的な意識的なものに比べ、
彼女の言動&行動は天然パターン。要するに素です。
物事を擬音で表現したり、エンジンと電波な会話をしたりetc…
端的に言って僕はこういうキャラダメですわ……
うん、そんなわけで感想はこの程度で。





CG&立ち絵

原画陣はメインちりさんという方で、サブでまんごープリンさんとのこと。
一通りゲームやってみた感じ、僕的には特筆&好きなところはないかなー的な感じ。

ただ、キャラCGではないけどロケットの図説とかのCGが多かったのはよかった。
雰囲気ですし、ロケット知識皆無は自分としては視覚的にわかるのは( ´∀`)bグッ!



音楽&映像

僕的にはOPがかなり好みでした。
曲としてかなり好き!っというよりはムービーの雰囲気とかがかなり良い感じ。
青春的な何かに一生懸命取り組んでいる感じだとか、
勢いや情熱で向かっていくようなそんな雰囲気満点で良いです。

っというわけでムービーのリンクをはっておきます。





その他

感想のところどころで書いてますが、ロケット関係の図説や説明が良い。
ちゃんと内容をわかりやすく配慮しているのが好印象でした。



まとめ


ご都合主義はあるけど普通に面白い!


感想をまとめるならこの一言かと。
何にしろ僕的には結構好みの作品でしたよっと。



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