黒兎月ですよっと
 
クロノクロック レビュー

2016-11-23 Wed 16:55Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
結構ひさびさのPurple作品プレイ。
なんか新品で千円代で売っていたのでプレイですよっと



概要

タイトル:クロノクロック
メーカー:Purple software
公式ページ:http://www.purplesoftware.jp/products/chronoclock/

161123_04.jpg


ジャンル:5分巻き戻す恋のADV
シナリオ:御影、溝淵涼
原画:克、月杜尋
SD原画:こもわた遙華
音楽:アブカワオサム

歌:2曲
 5秒前の恋心(橋本みゆき)
 二人のクロニクル(浅派リオ)
CG:84枚(差分除く)
SDSG:5枚(差分除く)
BGM:27曲(ボーカル関係除く)
Hシーン:12シーン
プレイ時間:19時間

大企業の御曹司である主人公・沢渡澪。
彼の持つ祖父の遺品=懐中時計
には不思議な力が宿っていた。

”5分限定での過去へのタイムスリップ”
何度でも使える変わりに微妙に扱いづらい力だが、
上手く使えば色々なことができるかもしれない。

世界を救う……なんて大層なことは考えず。
日々をおもしろおかしく過ごすため、
なによりも可愛い女の子を彼女にするため、
時間移動能力者になった主人公の
ドタバタな学園恋愛物語がはじまる。

公式ページ物語より引用


シナリオ


悪くはないが後ちょっとが足りない

かな~
細かく上げれば色々ありますが、主に気になったポイントをまず上げてみます。

・ルートによる雰囲気や流れのムラっけが激しい
・5分戻せる時計の設定と主人公の性格のマッチ具合は良い
・締めにもう一声ほしい


1個めはそのままの意味でヒロインルートごとの雰囲気の差がだいぶ激しい。
例えば、真琴やクロは時計の設定が主体となるドタバタ劇だけど、
作品の根本設定に絡むのでなかなかやり取りや心理描写がこっている。
DDや美咲はエロゲで良くあるちょい仲良くなってから彼女の抱える問題で一山ある感じだし、
満は疑似子育てって感じかな。

時計としての設定を活かし切るわけでもなく、
普通のエロゲ路線的な方向性もあり、
シュチュエーション好みな人を攻めたりと何を見せたいのかに差があるように感じられたってとこです。

個人的的には時計設定を活かしたドタバタ劇だとか、心理描写に注力してほしかったので、
一応含まれているし悪くはないんだけど、
それ意外の内容も多いからその分もっとこってくれれば……と物足りなさも感じるわけです。
要は色々入れた結果、後ちょっとが足りないちゅうと半端になっているというかそんな感じ。



2個目に関しては各ルートの随所に描写があり、本作の根本でもあることですが、
元来の性格+時計の力で失敗を避ける主人公が、
失敗を糧に成長をするみうに感化され変わっていくってところ。
これはなかなか悪くないね。むしろ良い。

また、上記のように重めなところでは時計の使い方の考えが変わっていくのに、
しょうもないことには即決でバンバン時計を使いまくるのは終始変わらないのは逆に良かった。
テンポ良かったし、いい感じに流れを変えたり、
流れを変えられないことでその描写のおもしろさを強調したりできていたしね。



3つ目。クロのルートまではよかったんや……
ただ、最後に期待高めまくっといてのみうルートの扱い……
うん、ああいう演出もありなのかもしれんが、
僕的にはもっとガッチリ1ルート書いてほしかった。


シナリオ的にはこんなとこかなー
ちな、ルート的には真琴&クロが良くて、
後はキャラきにいるか次第じゃね?って感じでした。



キャラクター


城之内 真琴



気安さがいい感じ。後エロい

最初はちょい猫を被り良くも悪く人当たりの良い程度で目立たないキャラですが、
実家のことを知られてからは気安く、テンポよい自然なやりとりができるキャラ。

他面子が我が強いというか、キャラが強い面々が多い上、
何だかんだで非常識気質のキャラが多いので、
仲良い女友だちレベルでのやり取りができる唯一のキャラとして貴重。
後は何だかんだで女の子的な仕草、呼び方、照れ方など
一通り網羅している女の子属性高い子なんで可愛いですね。

後、彼女のエッチシーンはわりとえっちぃ感じで( ´∀`)bグッ!
おばーいも優秀ですし、今作では一番好きなキャラだったかな。


沢渡 満



ねちっこいが優雅なブラコン

パッと設定見た感じではよくあるブラコンタイプですが、
盲目ということもって、視覚外からも猛烈に攻めてくるのがポイントな少女。
気配とか、音とか、臭いとか……もちろん言動でも兄さんラブ全開、
もはやストーカーレベルで愛情に鬼気迫るものを感じますね、はい。

後は何だかんだでハイスペック少女。ぶっちゃけ天才気質。
とは言え、本人のやる気は兄さんが関係しないとやるき0、
のらりくらりと世間の厳しさを交わしつつ、
巧みに、そして露骨に兄さんたる主人公に迫る様はなかなか悪くなかった。



安藤 美咲



ツンデレデレデレ

公式設定にもある通りのこの言葉が良く彼女を表している。
無駄に主人公にはツンとしようとしつつ、
ちょろいんすぎるんで容易くデレデレになってしまう感じ。
後半はもはやツンする必要ないだろって感じだけど、
ポリシーなのが例えどんな僅かで茶番だろうとツンは入れてくれる模様。
ガッツあるね。

後は感情表現がめっさ豊かなんで、良く泣いたり悔しがったりもする。
満に対して努力家なのに才能には恵まれないこともあり、
良くも悪くも浮き沈み激しいし、時には感情が爆発してしまうこともあります。
ぶっちゃけ、ずっと真面目に相手するのは疲れるけど、
その分時折いいシーンを生み出したりもできる子。
そんなわけでクロルートでの彼女を一番評価したい。


ドロシー・ダヴェンポート



賑やかし担当メイド

エセ外国人風(ただし生まれも育ちも外国)、そして過剰なまでのメイドとして振る舞いと
これでもかってキャラ性を押してくるキャラ。
一方、学校では発言こそあれなものの、立ち位置としては学友として過ごすので、
クラスの賑やかしにして、ムードメーカー的なところもあります。

基本的にはテンションアゲアゲで安定しているので(気分が沈むことがないので)、
見ていて面倒くさいところがないのが評価ポイントかな?
一応ルートの話的にはちょいヘビーな内容ですが、
性格&描写的に暗くなることもないし、
他ルートについてもなんだかんだ物分りの良い描写多いので、
ちょい都合の良い女の子的なイメージが強かった。
まぁ、この手のキャラはその分ここは!って映えるとこがないんで、終わってみると微妙。



クロ



ルートで可愛さ爆発

ルートとそれ意外で一番落差のあるキャラ。
作中における他ヒロインの変化は中の良い友達から恋人になるレベルなので
そこまでガラッと変わることはありません。
がしかし、クロに限っては人間としての生まれ変わったということで、
素の性格はそのままなんだけど、感性やら感情表現に大きな違いが出てきます。
何にも囚われず、ゆる~い性格だったのが、
何事にも感動し、好奇心をもって生き生きとする様は大変Goodです。
端的に言ってあれはかわいい。

さらにそんな表面的なこととは一変して、
積み重ねた知識と経験からくる時折見せる儚い描写などがいい味を出してきます。
そんなわけで本作で一番化けるヒロインですし、
何より可愛いりのっちボイスを聞けるのは大変いいね。



鈴木 みう



メインヒロインになりきれない惜しい少女

始まりにして終わりのヒロイン……のはずなのに!!
あの終わりなのか~の一言に尽きる子ですよ、いやまじで惜しい。

”5分時間を撒き戻せる力をもった”主人公に対して、
考え方を大きくかえさせただけのことはあって、
物語の序盤では要所要所でいいセリフやら考え方をサラッと出してくれます。
つまりパッと見のおどおどした感じに反して、
踏み込んで関わってみると自分という物をしっかり持っている子です。
だいぶ猪突猛進なところはありますが、
失敗を恐れる主人公に対し、失敗を糧に成長する少女っていう描き方が非常に良い。

かと言ってそんな物語のテーマ一辺倒な描写だけにもならず、
女の子としての可愛さも完備ってなればこれは侮れない子や……って思うし、
最初にあんだけ輝いていたんだからグランドルート的なのでは……
と期待高まったわけですよ。高まるよね!?

…………

そんな期待は肩透かしをくらいましたw
キャラが変わったとかではなく、圧倒的に描写が足りませんでした。
う~~ん、他では見ない稀有なタイプのキャラだった上に、
個人的には好きなタイプだったのでもっと彼女との物語が欲しかったですね。



以上、キャラについてはこんなところですが、全体的に良キャラが多かったです。



CG&立ち絵

キャラ差はあるけど雰囲気のあるCGがわりとあるのがGood。

個人的にただ可愛いだけのCGがあるだけの作品だとあんま評価高くないんですが、
本作はちょいちょい雰囲気がいい感じ……
言い換えるなら1枚のCGだけ見てもシーン的にグッと来るようなのがあります。
真琴の時計絡みのCG、クロの人間を噛みしめているCG、
美咲に泣き付かれてなつとかあたりがね。
ただ、全体的な割合から見ると少なめであるので過剰な期待はNG




音楽&映像

それなりに曲調の幅はあったかな?
めちゃくちゃ違うってわけでもないんだけど、
各ヒロインのメインテーマ的なBGMあたりとかがそこらへんよく色がでていたと思う。

映像関係については時計割れるシーンで入ったりもしますが、
そんなにパターンは多くないから作中ムービー関係は特にポイントではないかな?

後はいつもどおりOPをペタリと。爽快で軽やか系のOP曲で、そんなに自己主張は激しくない系でした。





その他


キャラ紹介ムービーあり。
メニュー画面でしばらく放置していたら各キャラの紹介ムービーが流れます。
こっちは公式サイトでも見られるみたいなので、興味がある人は見てみるのが良いでしょう。




まとめ


悪くはないけどもう一工夫欲しかった


シナリオの感想にも書きましたがこれが作品全体を通しての感想かな~やっぱ。
でも、キャラも全体的に悪くないし、
他にもpurple作品あさりたくなったんで、今度別のにも手を出してみようと思います。

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