黒兎月ですよっと
 
アイよりアオい海の果て レビュー

2017-09-11 Mon 23:37Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
お次は青山ゆかり嬢の声が久々に聞きたいな~と思ったのでAXL作品プレイです。
ってか最近は意識的に作品選ばないと青山さんの声聞くの難しいな~っと思ったり。



概要

タイトル:アイよりアオい海の果て
メーカー:AXL
公式ページ:http://www.axl-soft.jp/products/14/

ジャンル:アドベンチャー
シナリオ:北側寒囲
原画:瀬之本久史
音楽:solfa

歌:3 曲
 sing a song!(solfa feat.茶太)
 melody star (solfa feat. iyuna)
 夢色growin' hearts (青山ゆかり、小倉結衣、桃山いおん、春乃いろは)
CG:85枚(差分除く)
SDCG:30枚(差分除く)
BGM:27曲
Hシーン:20シーン
プレイ時間:7時間(シオンルートのみ)

地殻変動や温暖化による海面上昇で国や文明が滅んでしまった未来の地球。
生き残った人々には技術も人材もなく、大昔の艦をデータから復元して
そこに残っていた水素エンジンを積み込んで逃げるように海に出た。
それから長い長い時が経ち、人類は自動航行装置と自己修復機能で
永遠の時を進み続ける船上に町を作りかろうじで生き残っていた。

主人公たちはそんな船の上の町で暮らす少年たち。
船の上には娯楽も乏しく学校もない。
勉強するより親を手伝え、畑を耕し魚を釣り道具を直せと言われる。
楽しみといえば月に一度だけ船が寄港する海上マーケットで、
何に使うかわからない大昔の漂流物を眺めるぐらい。
そんな閉寒気味な世界で鬱憤とした日々を過ごしていた。

ある時、主人公は大人たちが「絶対に入ってはいけない」と言う船の機関部に足を踏み入れる。
そこで大昔の映像を見る。

大勢の子供たちが集まり楽しそうに過ごす、学校という場所の光景があった。

色とりどりの衣装を身に纏い歌って踊る女の子たちがいた。

それは、今はもうほとんど失われてしまった『文化』の光景だった。
さらに主人公はカプセルの中で眠る女の子を見つける。
彼女が着ているのは先程見た映像の服とそっくりだった。
主人公が触れると、なにを認証したようにカプセルが開く。
目覚めた女の子は記憶のほとんどを失っていたが、たった一つだけ覚えていることがあった。
それは、自分が”アイドル”であるということ。
アイドルとは歌って踊って、笑顔を振りまいてみんなを元気にするのが仕事だ。
そうして主人公はこの自称アイドルと共に海の上に浮かぶこの小さな世界に、
文化を復活させるため奔走することになる。

彼女は言う。『アイドル』をやるのだ――と

公式ページあらすじより引用


シナリオ

流れはいつものAXLだけどなんかパッとしない

ってところですかね?

ポイントとしては2点あるかなと思っています。
1.ドタバタ劇色が控えめ&いつもとちょっと傾向が違う
2.無駄に深刻な設定



1.ドタバタ劇色が控えめ&いつもとちょっと傾向が違う

ゲーム終えてどうもパッとしなかったな~という印象が拭えず、
振り返ってみるとどうも共通での盛り上がりがいまいちだったなと思いました。
んで、原因を考えてみると主人公の環境変化にあるのかなっという考えにたどり着きました。

今までのAXL作品は、主人公が転校やら潜入やらでどこか未知の環境に移ることが多いです。
んで、新しい環境、しかも独特のキャラや決まりやらがある中に放り込まれるので、
周りで見るもの、経験するものが目新しく、ノリとしてはかなりドタバタ劇色が強くなります。
一方、今回はあくまで主人公たちの生活圏は変わらず、周囲との関係性も大きな変化なし。
そして、そこに未知のヒロインたるアイがくるというところから始まります。
なんで、物語上の起点はアイか、アイを見つけた所で見つけた文化的な”モノ”に限定されます。
”モノ”となるとそれを操るor見つける人が必要になり、
それが誰でも見つけられるものではないとなると、話題の起点はかな~り限定されます。

また、作中は人口もかな~~~り少なく、舞台も基本船の上に限定されるため、
コミュニティーとしてもめっちゃ小さいです。
また、生き残りを優先させる生活スタイル上、破天荒なことをする人や刺激的なことが少ない。
以上、踏まえてドタバタ劇の規模、刺激が来る方向、面白さなどが全体的に悪くなったかと思います。



2.無駄に深刻な設定

端的に言って人類わりと崖っぷちな状態なのが本作の実情。
人口めっちゃ少ない、土地とかない、生きるのに使っている技術よくわかってないetc...
シオンのルートでもちょろっと話ありましたが、これちょっと問題起きたら即詰みでしょう……

そして、ルート終えて思うけどここまでの深刻な設定必要だったのかと?
うん、ないな。ここまではいらない。色々物語に制限をつけてしまっただけに思える。
ただ、ぶっちゃけ1ルートしかやっていないので、
アイのルートとかまでやると感想違う可能性も……うーん、ないような気がするな~AXLだし。

んで、ここまで深刻な環境設定だと、主人公たちが一喜一憂している内容がどうも塩っぱい。
文化に触れ色々驚いたり、刺激を受けるわけですが、
その内容は現代的都会な街並み、AV、学校etc...っとそんなことでそんな盛り上がっても、
プレイヤーとしては目新しいものではないし、そこまでのれないわ……という感じ。
つまるところ、キャラたちのテンションとプレイヤーのテンションが合わないので、
引き込まれる感じしなかったなーっと。


とまぁ、以上2点が主な原因となってあまりパッしないシナリオだったかと思います。
ただ、個別ルートに限ってはだいたいいつものノリだったかなっと思います。(良くも悪くも)



キャラクター


アイ


明るく前向きちょろいん

本作のメインヒロインofメインヒロイン……たぶん。
コールドスリープで眠っていた元アイドルってことで、
その行動はアイドル活動を促進していくところにかなりの比重が占められています。
とは言え、別に売れっ子というわけでもなく、そもそも文化が衰退している社会ですので、
周りからの扱い含めて立ち位置的には近所で話題の娘さん程度に収まります。

んで、性格的には前向きで明るく、
そして主人公には一目惚れしているためわりと積極的に絡んでくる子です。
とは言え、アイドルは恋愛禁止論(自論)にもとづき、ブレーキがかかる場面も多いので、
自分で絡んできて、自分で止めるという、なんとも一人で盛り上がっている子です。

個人的に感想としては仲間内でいると賑やかしでおもしろいかなーというレベルかな?
ヒロインというより、中の良いメンツにいたら面白いだろうなー止まりでした。



七海 ナタネ


賑やかしで照れ屋

船の中の生活がほぼ全ての世界において、唯一自分で操縦できる船を持っている少女。
手段を持っていることもあってか、七つの海をまたにかけるのが夢だ―みたいなこと言ったり、
行動が全般的にアクティブだったりと、主人公を積極的に誘ったりと精力的なのが売りです。

一方、性格的には女の子らしい面が強くコロッと照れたり、
身内に対して情が深い面があったりもします。
行動的かつ、女の子的な面も多いのでわりとポイント高かったかなーと思います。
ただ、ここは!という特筆部分がないので、ヒロイン勢の中では……ってところですが。



真備 シオン


背伸びをする甘えん坊

船団長の娘ということもあり、表面的にはまじめな委員長タイプを気取ろうとしていますが、
素の性格とスペックがやや見合っていないことから、
うまくいかず悶々とする→主人公にこっそり甘えるが鉄板パターン。
上記含めて、比較的感情のアップダウンの揺れ幅が大きめなきがしますね。
後、ヒロインの中で親族設定ないタイプでここまで甘えん坊タイプはなかなか珍しい気がする。
ぶっちゃけ、精神年齢やや低めな気がしなくもないがw

何はともあれ、甘えん坊タイプなヒロインが好みだぜーという人にはオススメ。
個人的にはゆかり嬢にはもっとツンツンした感じが……あ、いえ、なんでもないです。




東森 サンゴ


よくいるお姉さんタイプ

AXL作品ではちょいちょい見かけるお姉さんタイプのヒロイン。
少し年上、世話を焼きたがるというメイン属性は保持しつつ、
本作ではポンコツ属性+料理だけは上手いを備えております。

おっとり系の性格ということもあり、ガツガツ前に出るタイプではありません。
なんとな~く周りに歩調を合わせつつ、ここぞという時はサポートする感じ。
ただまぁ、ドタバタが魅力系の作品としてはこの手のキャラはどうも映えづらい。
……まぁ、この手があまり好みじゃないって点も大きいですがw





CG&立ち絵

CGに関してはここ最近のAXLとしては平均的なボリュームにおさまっていますし、
安定の瀬之本さんクオリティー。
通常CGとHCGの比率的には4:6ぐらいかな?たぶん。
うむ、メインどこのCG面に関してはだいたいいつものAXL的な感じなので、
あまり特筆することはないかな?

強いてあげるとすれば今作はサブキャラの立ち絵は少なかったかなーっと思う。
特段ヒロイン数が多かったわりには、ここ最近の中では少ないほうだったかと。



音楽&映像

個別ED曲がない……だと?

っとわりと衝撃を受けたのがこれ。
AXLさんと言えば無駄に(褒め言葉)EDのボーカル曲が多いのが売りだったのに、
今回はなんとそれがありません。
かわりにヒロイン勢の挿入歌はありますが……
うーむ、一応アイドル要素を作品に入れている作品で、今までが多かったとは言え、
曲数が減ってしまうのはかなり残念な気がしますね……
まぁ、変わりに声優陣のボーカル曲が聞けるので、
アドがある人にはアドですがね……

ここではOPと挿入歌ムービーのリンクをふたつともはっておきます。

OP


挿入歌




その他

その他特筆事項は特になし



まとめ


AXL的には中の下

かな~
全体的にどこの面見てもいつもよりやや劣る感じが強いです。

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