黒兎月ですよっと
 
春音アリス*グラム レビュー

2017-08-19 Sat 17:24Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
6月に買ったもう一個の方の新作春音アリスグラム。
CVがだいぶ好みであることに加え、
ちょいミステリアスな雰囲気にそそられるものがあったのでプレイですよっと。



概要

タイトル:春音アリス*グラム
メーカー:NanaWind
公式ページ:http://nanawind.jp/product/prj04/

170819_01.jpg

ジャンル:恋と秘密とちょっと不思議な学園ADV
シナリオ:葉月サイ、桷修斗、池田コント、葉月サイ
原画:七尾奈留、Mitha、高苗京鈴
SD原画:いずみ由羅、朝倉はやて
音楽:NORAS、SONO MAKERS from SHOT MUSIC

歌:2曲
 春音*ベール(Ceui)
 ALICE GRANDUATION(Ronica)
CG:82枚(差分除く)
SDCG:10枚(差分除く)
BGM:48曲
Hシーン:20シーン
プレイ時間:33時間

冬の寒さも峠を越え、春が待ち遠しくなる三学期――。

臨海都市、湊十区にある『成稜学園』は、
最新の設備と自主性を重んじる校風、偏差値が高くて男女比が4対6という、人気の進学校。
そこでは一年前より、生徒会と新生徒会という生徒組織が、
新旧の制度を主張しながら学園を管理していた。

主人公・瀬真颯太郎は、そんな成稜学園の二年生。
生徒会側が管轄する、ワケあり生徒が集められた「黄昏部」に所属している。
主な活動内容は、生徒のお手伝いから他愛ない捜し物、
揉め事の調停から風紀執行部とのいざこざまで。
憧れの生徒会長と登校したり、美人部長とお喋りなんていう慌ただしくも気楽な日常を送っていた。

そんなある日、主人公の元に差出人不明の手紙が届く。

『これから起こる度重なる問題を、キミは解き明かすことができるかな?』

時を同じくして、学園に1台のヘリコプターが来訪。
それから黄昏部には様々な厄介事が舞い込んでくるようになるのだった。

生徒会と新生徒会の折衝、雪桜の舞う場所や謎めいた時計塔、
そして、一部の者たちだけが使える不思議な能力。

この街に深く眠る、いくつもの秘密たち。
果たして颯太郎はそれらを全て解き明かすことができるのだろうか――。

公式ページSTORYより引用


シナリオ


雰囲気はいい!


個人的にプレイ前にこの作品に期待していたのは共通までに見られる
不思議な手紙とちょっと謎めいた秘密を解き明かしていく、
ちょっと不思議な学園ものストーリー。
不思議のレベルが子供の謎解きレベルでちょっと落差はありましたが、
大筋というか方向性という意味では共通ルートは悪くなかったです。
んで、締めの方向性としては個別ルートで知ったそれぞれの秘密が徐々に収束していき、
何かしら大きな秘密に辿りつく!的な感じを期待していたわけですが……


個別のルートはクオリティ&方向性のバラバラ具合が凄まじい!


という収束するどころかなんかバラッバラっにちらした感じでした。
当初のこちらの期待は勝手にこっちが思っていただけなんで仕方ないとしても、
それを差し引いても統一感ないなーという感じです。
また、意味深な設定をあっちこっちに詰め込んでいるわりには、
こちらもどっかにまとめるでもなくとりあえず色んな設定入れました感が強い。

もうちょい具体的に言いますと、本ゲームは全5ルートです。
んで、その内訳はと言いますと、

1.学園の秘密とZERO(不思議をばらまいていた人物)との決着
2.アーケンの軍事利用考える組織とやりあう
3.悠久の場所の秘密にせまる……と見せかけわからずじまい
4.家族と過去の話
5.前の生徒会の横領事件の真相は……

って感じだったと思う。
うん、改めて見てもちょっと話散らしすぎじゃないだろうか?
1あたりが本作の雰囲気にもっともマッチしていて良かったと思うんですが、
2あたりは急な展開かつアーケンってこれだけの為にあった設定って気がするし、
3は結局よくわからずじまい、4は急に話のスケールちっさくなったなって感じで、
5はだいぶ毛色変わりましねって感じ。

総括するとやたらめったら色んな設定入れたり、
描きたいこと詰め込んだために、まとまりなくなったって感じでしたね。
また、プレイ時間から分かる通りかなりボリューミーなところもあるのですが、
話がバラバラであるためプレイ後のやり終えた感、満足感が低いのもマイナス点。


ただ、最初にも書いたとおり途中までの雰囲気は悪くないです。
生徒会と新生会のやり取りとかはなかなか見ていて飽きなかったですし、
学校にある不思議と謎をばら撒くZEROが巻き起こす事件を解決していく様は悪くなかった。
なので、巨大学園モノ内で閉じた話に特化すれば
もっとまとまり良い作品になったのではないか~と思ったりします。

後、個人的にキャラの掛け合いとかは結構好きでしたね。
ヒロイン勢はそれぞれ立場や所属組織が異なることもあり、
よくある学園モノで終始一緒にいる仲良し友達という感じではありません。
なので、立場が異なるがゆえの軽い駆け引きややり取りが良い刺激になっていましたし、
サブキャラの多さとそれぞれ特徴をもって描ききれていたのは高評価ですね。

以上、総括すると全体のシナリオとしてはまとまりなくて微妙だけど、
キャラ描写とかシーンごとの描写は結構良いと言ったところでしたね。




キャラクター


白羽 優理


優等生な癒し系

生徒会長で物腰が柔らかく、誰にでも分け隔てなく接する少女。
成績も優秀で、家事なども卒なくこなし、Theできた女の子ってところですかね?
組織の長としては押しが弱いところもあり、ややカリスマ性には描けますが、
優しさゆえの人望、そして生来の真面目な性格もあり上手く切り盛りしている模様。

他ヒロイン勢と比べた時はやはり癒し系というのが最大のポイントかと。
こう全体的にやわらか~な感じとか、女の子らしい照れ方とかの性格面、
ビジュアル的な要素、話し方など、どこをとっても癒される女の子ってところが大変いいですね。
CV遥そらさんも大変Goodです。

強いて欠点を揚げるとすれば、全体的に高スペックな代償として、
尖ったところがないことくらいですが、ここらへんは個人の好みの範疇だと想いますね。



久遠寺 一葉



真面目系ドジっ子

風紀執行部代表ってこともあり、
ヒロイン勢の中では頭一個飛び抜けて真面目っ子&やや頭が固いっ子。
また、役職柄武闘派……というと言い過ぎですが、
取り押さえしたりする関係上運動スペックもかなり高め。

ただ一転して中身のほうは漫画やアニメが好きな隠れオタク気質(この面は見せたがらない)、
恋愛に憧れるなどの乙女チックな面があったり、
イメージ的なクールさに比べ、うっかり面も多かったり、失敗しでガッツリ凹んだりも……
とまぁ、全ヒロインの中でも感情のアップダウンが激しく、
人情的な面が現れることも多いので、対等な関係で一緒にいて楽しそうなやつって感じですね。

後はガーターベルトとか、なんか見た目と立ち振舞的にエロスを感じるのがいいね。
すごくいいね。(CV補正含む)



神咲 エリサ


人懐っこい好奇心旺盛っ子

どっかの国のお姫様……という設定なんですが、
こちらの面を作中で感じることは結構少なく、
どちらかというと何かにつけて興味を惹かれ、気になりますと発言し、
首をつっこんで行く姿が印象的。要は何につけても好奇心旺盛な感じ。

また、性格が素直ってこともあり、誰に対しても人懐っこい感じで、
グイグイと中に入っていくのも印象的でしたね。
ただ、耶々や主人公たちに良い感じに躾けられている面も強く、
ダメだし食らったり、留められたりしてしょんぼりする姿は可愛らしかったかと。


上記的な印象なので個人的な印象としては、女の子女の子したヒロイン力は低めだけど、
見ていて飽きない&世話したくなる系ってところですね。



凛堂 耶々


小悪魔クールビューティー

理事長の娘、黒髪ロングで見ため的にはおしとやかなお嬢様……かと思いきや、
学園の厄介部黄昏部の部長だったり、蠱惑的な言動と龍振る舞いで主人公を誑かしたりと、
イタズラ好きな小悪魔路線をいく少女。
また、趣味がボトルシップづくりだったり、超絶甘党だったり、
黒色をこれでもかってぐらい愛したりと、私生活面ではかなりピーキー具合が見て取れます。

そんな最初の印象からゴーイングマイウェイなキャラかと思いきや、
その内面は結構脆い面も多く、母親との関係だったりに苦労したり、
子供っぽさや寂しがり屋な面もあったりと弱さを見せる面も一番多いキャラかと。

そんなわけであまのじゃくっぽい女の子とのちょっと変わった受け答えを楽しみつつ、
彼女の弱さも受け止めてやるぜ―的な人にはオススメ。



藤乃 雪


マイペースガール

特徴的なのはいっつもマフラーを巻いている姿とどこでもゲームをしているその姿。
これだけ聞くとぐーたらっ子かと思いきや、
新生会の書記をしていたりと積極的に仕事はこなしている模様。
がしかし、他組織である黄昏部にきては入り浸っているので、
やることはやるけど、後は自分の好きなようにやるというマイペース具合が伺えます。

個別ルートだと祖父(だったと思う)の思い出話に拘る面を見せたりもするのと、
共通で見せていた自分のペース外の面を見せるから割りと印象は変わった気がしなくもない。
例えとしては微妙かもしれないけど、ちょっとわがままな娘を見ている感じ(想像)でしたね。
この印象もあってかヒロイン力は他メンツと比べると弱いかなー



とまぁ、ヒロイン勢しか感想書いていませんが、全体的にキャラは良かったですよ。
個人的には優理、一葉、耶々あたりがよかったですね。当然CV補正ふく(ry



CG&立ち絵


おっぱいでかくない?


うん、すまないが何につけても思った印象これなんだ。
この界隈ではおっぱい大きいキャラ多いのは常ですし、
現実と乖離していることも多々ありますが、
それを踏まえた上で見てもなんか設定上のサイズとの差が大きいような……
と言うか、キャラ間の差分(DでもGでも)が感じられなくないか?
後、乳頭でかいっす。

ちなHCGの比率は50%ぐらいだったかな?
後、印象的なことを揚げるとすると、
恋人同士の甘い感じのCGよりも日常の1シーンだとか、
アーケン関係とかの映えるCGだとか、そっち方面が多かったのは意外かな?
全体的にはバランス取れていたので、悪くないかなーという印象ですが、
贅沢言えばもうちょい量ほしかったかなと思わなくもない。




音楽&映像

音楽面は大変良いです。
ボリュームは言わずもがなの50曲弱というレベルですし、
曲調は全体的に柔らかめ&趣がある系がおおいかな?
ゲームの雰囲気にあっているものが随所随所で流れるですし、
場を盛り上げる上でかなり良かったかと思います。

後は恒例のOPムービーリンクをぺたり。
Ceuiさんが歌っている、清らかなで良い曲ですよ。





その他

ICOモードという名のTIPSがありますが……
あんま必須の機能には思えなかったかな?
別に難解な用語がでるわけでもないので、まぁおまけ機能程度の認識でいいかと。



まとめ


シナリオしっくりこないが、キャラは○

ですね。
キャラの掛け合いやらを楽しむという面では結構ありな作品だと思います。


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