黒兎月ですよっと
 
枯れない世界と終わる花 レビュー

2017-10-13 Fri 10:06Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
知人からこれやれよーと言われたので、
珍しく自分の意識外のチョイスで枯れない世界と終わる花をプレイですよっと。



概要

タイトル:枯れない世界と終わる花
メーカー:SWEET&TEA
公式ページ:http://sweet.clearrave.co.jp/

171013_00.jpg

ジャンル:美しく優しい舞台で紡がれる信頼と絆のADV
シナリオ:雪仁(スミレ)
原画:あめとゆき、蟹屋しく
SD原画:平井ゆづき
音楽:水城新人(スミレ)

歌:2曲
 永遠に咲く花 (AiRI)
 虹色の世界 (相良心)
CG:64枚(差分除く)
SDCG:8枚(差分除く)
BGM:23曲
Hシーン:10シーン
プレイ時間:7時間(コトセルートのみ)

色とりどりの花で埋め尽くされた美しい街。
ショウはレンと共にその街を訪ね、喫茶店で働くハルたちと出会う。
喫茶店の2階に住み込みで働かせてもらうことになったある日、
深夜にひとり出て行くハルを追いかけて行くショウ。
街から遠く離れた、見渡す限り花に囲まれた丘の中央でショウは、
月明かりで淡く輝く大きな樹の下、
ハルに抱かれた小さな女の子が花になる瞬間を目にしてしまう。
ショウに気付いたハルは、
咲き乱れる美しい花たちに目を細めて寂しそうに微笑む。

「こんな世界で、わたしはこうやって生き永らえて来たの。
でもわたしはまだ生きていたい。他人の命を引き換えにしてでも」

ハルと同じように舞い散る花びらを見上げながら、

『この世界が何を押し付けようと。
どれだけの人がハルを許さないと言ったとしても――』

その言葉の代わりに、ショウは告げる。

「――それでも俺は、こんな世界の終わりを願うよ」

公式ページStoryより引用


シナリオ


ちょっと暗めの雰囲気ゲー

本作ゲーム進められたのをやったということもあり、事前情報なしだったわけですが、
プレイ前に公式ページのStoryを見てもぶっちゃけどんなシナリオなのかさっぱりわかりません。
なんとな~く、ただの日常ものではないな……というのが分かるだけ。

んで、実際プレイ終えてみてもこんなゲーム!と端的に言い切るのがなかなか難しい。
描写的には喫茶運営などあり、のどかで中世的な雰囲気はありますが、
基本はこの世界の不思議なからくり?仕組み?をベースに、
人の死生観を問いかける的な作品……ってとこなんですかね?
ただ、死ぬのは絶対いやだー的なキャラはいないので、
死ぬ前に何をするのか、人の死を淡々と処理しているヒロインたちはなんなのか?
というのを問いかける感じですかねー。うむ、なんかすっきり言えている気がしない。

何はともあれ、全体的に死ぬのを受け入れているor役割として諦めているのが
前提的なキャラばっかなので、激しい感情の爆発や衝突は少なめで、
全体としてはくら~い雰囲気で進行している感じでした。
ただ、ヒロインの山場となるポイントではそれぞれ感情の高まりはありましたがね。

全体としては以上のような感じのシナリオなので、
受けた印象としては相対的には他にはあまりない感じでイイネとは思いつつも、
絶対的な評価としてはめっちゃおもしろい!とはならないかなーという塩梅でした。
要約すると、たまには趣向の違うゲームをするという意味では
刺激があってよかったかなという感想だったというところです。

後、プレイ時間見て分かるようにシナリオはかなり短めです。
結局全ルートはやっていないのですが、一本道っぽい作りでしたし、
違いは途中だれとくっつくかってとこぐらいだと思われます。



キャラクター


ハル


見た目ゆるふわ、中身は硬め

三姉妹の次女。個人的にパッと見では長女かと思ったがそうではないらしい。
立ち振舞的には見た目どおりのゆるふわ系で、
物腰や主人公含めた他者とのやりとりは柔らかい感じ。
端的に言うと女性らしさを一番感じたかなっと思います。

内面としては見た目に反して芯が固く、一度決めたことにはなかなかに頑固者。
他姉妹と異なり、彼女だけは自信の役割を受け入れつつも、
譲れない1点においては頑なに抗っているというのがポイントかと思われます。
そんなわけで、抗う彼女の姿、その内面を吐露する時の場面が、
普段とのギャップと合わさってよかったかと思います。
ここらへんのお陰で、個人的には一番ヒロイン力高かった気がする。



コトセ


良くも悪くも真面目

三姉妹の長女。
この立場もあってか、他姉妹の面倒を見ようと世話焼きでおせっかいな面がありつつ、
弱さを見せようとはしないのが普段の彼女。
がしかし、根が真面目故か運命に抗えないのを理解し、抗うのを諦め、
現状をキープするにはどうするか、より悪くならないにはどうするか
という保守的な思考が根底に有るように感じました。
こう、無理はしないしbestは望まい、でもbetterにはしたいという感じ。

とまぁ、こんな感じで立場や内面的にも色々無理している感じが一番強いので、
踏み込んでいると弱さが目立つキャラでもあったかなーと思います。
がしかし、そこらへんは逆に庇護欲を掻き立てるというポイントにはなるし、
内面を晒した後は急に距離感縮まるし、ここらへんがアドとなるでしょう。
3姉妹の仲では一番好みだったです、はい。



ユキナ


情を捨てきれないリアリスト

ちょっと矛盾している感想ではありますが、彼女を表すのは上記の言葉かと。
三姉妹の末っ子で元気っ子担当。
楽しいことやイタズラ好き的面を前面にお仕立てていますが、
そのくせ物事の本質というか、裏というか、実際のところかなり冷静に物事を見ています。
そんなわけで、作中通してのイメージとしては仮面をかぶっているなという印象。
ただの元気っ子を演じつつ、自信の役割については早々に諦めて良きを目指さず、
限られた制限の中で心を殺して生きていっている感じでした。

とは言え、本当に割り切っているのかとうそうでもなく、
心の憶測では助けを求めている感じでしたね。
コトセほど安易に崩れないが、弱さを見せたらもう本当に崩れるか、
救われるかの2択しかなくなる……という感じ。
つまるところピーキーな感じです。



レン


情緒豊かなロリっこ

物語当初から主人公のそばにいるロリっ子。
見た目通り感情豊かで、笑顔はもちろん、泣き言やふくれっ面も行ける
見ていて飽きない、そばにいておもしろいやつって印象です。
そのキャラもありファミーユではマスコット的な立ち位置を確立しています。

その実のところこの世界の仕組みと関係のある少女……だと思う。
(最後までプレイしていないので予想)
そんなわけで3姉妹とはだ~いぶ立ち位置が異なるので、
描写的にも見せ場的にもかなり違ってきていますが、
健気な妹系ロリっ子はいるだけで価値がありましたね。
実際可愛いキャラでした。




CG&立ち絵

CGは大変Good!ですね。

単純に可愛らしいこともありますが、
塗りなどのレベルも非常に綺麗ですし、
量も値段を考えれば十分なのでかなり満足度は高いです。
また、HCGと通常CGの比率も半々でバランスよかったし、
物語の要所要所に入れ込んでくるCGの場面とかもかなり満足高かったです。
立ち絵も十分な量ありましたし、絵関係は評価○ってところです。



音楽&映像

雰囲気重視でこちらもGood!
CG方面同様音楽&映像方面でも作品の雰囲気を重視した大変良いものだったと思います。
こちらも質&量の両面から満足度高いものだったし、
わりとこの作品は全体的に優秀な気がしますね。

というわけでOPのリンクをぺたり




その他

特になし



まとめ


雰囲ゲーとしては○

ですね。
めっちゃ面白い!!と絶賛するレベルではありませんが、
独特のテイストを持つシナリオ、CGや音楽面なども高レベルだと思うし、
全体的にソツがない良ゲーだと思います。


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