2018-09-20 Thu 12:56Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
最近は最新作が出たらその前をプレイするスタイルだったゆず作品。
しかし、今年はライブもあるしその前にはプレイしとこって思いになったので、 今回は早めに最新作をプレイですよっと。 概要 タイトル:RIDDLE JOKER メーカー:ゆずソフト 公式ページ:http://www.yuzu-soft.com/products/riddle/ ![]() ジャンル:ADV シナリオ:天宮りつ、砥石大樹、保住圭 原画:むりりん、こぶいち SD原画:こもわた遙華 音楽:Famishin、Angel Note、新井健史 歌:6 曲 astral ability(橋本みゆき、佐咲紗花) ゆびきり(霜月はるか) ずっと(葉月) 陽だまり笑顔で(春風まゆき) 恋だより(羽生みいな) 初恋(tohko) CG:92枚(差分除く) SDCG:29枚(差分除く) BGM:38曲(ボーカル曲関係除く) Hシーン:25シーン プレイ時間:26時間 かつては”超能力”とよばれていた不思議な力。 その神秘も、20世紀末期に発見された粒子によって解明され、 今では超能力は”アストラル”能力と、 そして超能力者は”アストラル使い”と呼び名も変わった。 【在原暁】はそんな世の中で、平穏な日々を過ごす、しがない一般人。 だがそれは、偽りの姿。 何を隠そう【在原暁】は、アストラル能力を使って活動する秘匿組織のエージェントだった! そんな彼にくだされた新たな指令。 『アストラル使いの集う学院に、学生として潜入をせよ!』 妹である【在原七海】と共に、学院への潜入を果たし、 無事にクラスに溶け込むことも成功した彼は、 【三司あやせ】や【二条院羽月】といったクラスメイトや、先輩である【式部茉優】とも仲を深めていく。 怪しまれることもなく、任務は順風満帆。 ――と思いきや、予期せぬ自体に巻き込まれ【三司あやせ】に正体がバレてしまう! そして同時に知る、彼女の抱える大きな秘密。 なんと、彼女の胸はパッドだったのだ! 誰にも言えない秘密を握り合った、少年と少女。 その出会いが、2人の運命を大きく左右させていく―― 公式ページストーリーより引用 シナリオ 全体的に丸くなった印象 って感じですかね~ちょっと伝わり辛い一言感想ですがw 大きく2点あり、作品全体のノリとキャラの描写ですね。 まず、本作前までの最近のゆずはややシリアス成分比高め(ゆず内比較)でした。 千恋は家系的なしがらみやら呪いやら、サノバは魔女の代償とかそんなところですね。 一方、今作は超能力……”アストラル能力”と呼ばれるものが話の主軸。 とはいえExeみたいにバトル系でもないし、代償的なものだとかシリアス成分は少なめ、 基本は物語のドタバタ激を彩る感じで使われます。 んで、今回はが~~~つり学園がほぼ話の主となる場ということもあり、 学園モノ+α的な昔のゆずノリにだいぶ戻ってきた気がしますね。 個人的にはこれは割とウェルカムな方向性。 ゆずに求めるのは面白おかしい学園ものなんで。 そうしてもう一点のほうは残念路線なのですが、 映えるキャラ描写が……もとい尖った感じのキャラ描写が減ったかな~という印象。 あやせの偽乳だとか、先輩+留年で年上成分高めの茉優先輩とか 割と設定的には珍しいところもあり悪くない……がしかし描写が物足りぬ。 主観もあると思いますが、設定的に尖り気味のこの2キャラが あやせは性格偽るせいで面白い素の面が見える場面が限定的(みんなの前ではっちゃけられない)、 茉優先輩は年上ぶりたいのと、研究者的立場もあり全体的に一歩引き気味的なのが多い。 的な感じだし、他キャラもやや何かしらこういう傾向があり、 つまるところ相乗効果やノリでガツガツ盛り上がるって描写が少なかったように思う。 主人公が秘密組織の人間で一応必要以上に踏み込ませないようにしていたのも大きいかな~ どうも日常的にストッパーがある感が否めなかったので、 純粋な馬鹿騒ぎをやや楽しみづらくしていたと思う。 まぁ、2人きりになったときの恋人描写とかはいつもどおりの安定のクオリティでしたがね。 とまぁ、全体的にこんな感じでいい方にも悪いほうにも、 そしてシナリオ的にもキャラ描写的にも丸くしてしまったところです。 キャラクター 三司 あやせ素のキャラが良い偽乳ヒロイン 真面目で人当たりが良く、落ち着いた雰囲気で立ち振舞もきれいでスタイルよし…… とは見せかけで素の性格はやや気だるげ気質、 感情のアップダウン激しめ、むしろよくキレるぐらいの性格。 ただ、真面目なのはもとからの性格でそれに生まれ的なこと+αで今のようなアイドル的立ち位置へ。 やや頑固&思い込みが激しいので引くに引けない状況に追い込まれているところもありますがw こんなわけで彼女の魅力は表で見せている性格と素の性格の落差、 及び主人公にのみ素の部分を見せてくれているという関係性でしょう。 偽乳系ヒロインとか今までのゆずではないジャンルだったので個人的には結構Goodだと思いますが、 シナリオ面でも書いたように、性格面的に魅せるシーンが二人に限定されるのがややマイナス…… というかプラスの機会が少ないのが残念といったところでした。 在原 七海人見知り系なブラコン 家事万能、仕事では主人公のサポートと公私ともに主人公のパートナーたる少女。 性格は人見知りで最初はわちゃわちゃしていますが、 人嫌いというわけでもなく仲良くなった後は大人しいながらにしっかり交流はする模様。 感触的に一番女の子らしい可愛らしさが映えていたと思うのと、一番の常識人。 それにプラスして兄をだだ甘やかしつつ、自分も甘えているブラコン具合がよいかと。 しかし裏を返せばあまり尖っているところがないな~というのがやや残念なところですかね。 やや厨二気質という設定もあるけど、どちらかというとちょいオタク趣味といったレベルでしたし。 ただ、まぁエロ方面ではいいキャラしていたと思いますよ。 式部 茉優お姉さんぶりたい子供っぽさが○ 学園の先輩……なんですが、実態として留年を繰り返しているので、 実際には主人公の数個上のお姉さん、しかも学園で個人の研究室を持っており、 半分生徒半分教師的な学園ものにしてはかな~り珍しい立ち位置のキャラ ……少女と言える範囲をギリ越えたあたりですねw ヒロイン勢ではダントツの年上ですが性格的には子供っぽいところが目立ち、 無邪気に興味にそそられたものに食いつき、 イタズラっ子っぽいノリで主人公達に絡んでくる姿はかなり可愛らしいかと。 そのくせ妙にお姉さんぶりたがったり、年齢差気にして一歩引き気味なところがあったりもします。 個人的には本作における一番のお気に入りかな。 何だかんだ話の流れ的にもいいとこちょいちょい抑えているし、 立ち位置的にも悪くないのも大きいかもしれません。 二条院 羽月生真面目・むっつり・趣味が古い の三要素が彼女に関する感想ですかね~ 性格面では上記の真面目系ですが、あやせとは異なりお硬い系に属します。 その性格を反映してか、黒髪大和撫子風からくるのか趣味が時代的とややおっさん趣味。 立ち振舞は普通に女の子らしいのですが、言動からたびたびミスマッチが垣間見えますね。 後はかなりのむっつりさん。 しかも人知れずではなく、周囲にだだ漏れ……みんな認識しているぐらいガバガバ具合で。 ここらへん低年齢の思春期くさい感じが面白いといえば面白いのですが、 このノリを共感する人がいないのでみんなに愛でられて終わっていますね、うん。 ただ、総じると全体的にやや面倒くさい人ってカテゴライズされるかな~ わからんくはないのだけどね…… というわけでヒロイン力では他と比べて結構劣るって感じでしたね。 CG&立ち絵 相変わらずの高クオリティ! ゆずさんのCG感想書く時マジで毎回単調で申し訳ないが、 ここが素直かつシンプルにいっていい出来の一言につきる。 クオリティ以外の面からちょいと感想書くと今回は学園モノ描写が非常に多かった印象。 前作は町の雰囲気&題材的に和服描写的なものが多かったですが、 今回は話がガッツリ学園モノだったのと、アストラル関係のCGはほぼ皆無なので、 学園内での描写CGや部屋内でのCGがガッツリでしたね。 ここらへん好きな人にはわりといいかもしれないですが、 個人的にはCGは前作のほうが好きだったなーと思う(by和服好き) 音楽&映像 今作もボーカル曲モリモリ! 前作に引き続きヒロイン毎のED曲、スタッフロールムービー変化ありと豪華っぷり。 昨今はここまで強気(豪華)に持ってこれるところ少ないですし、 是非とのこの方向性を維持してほしいですね~ ガツガツ曲増えてくればメーカーでの単独ライブも増えるだろうしね! ……1回目開催まだなのに気が早いですねw 後はおなじみのOPムービー。 今作は前回と異なり……もとい前と同じようにCG&アニメの両立仕様になっています。 アニメもありっちゃありなんだけど、やっぱエロゲなんだからCGあってこそでしょう! という気持ちが強い自分としてはこっちのほうがうれしいね。 それとここでは上げませんが、4コママンガもムービーとなっています。 声つくし嬉しいちゃ嬉しいのですが、よくここまでできる余裕あったなーとちょっと思った。 もちろんいいことなんでバッチウェルカムですがね。 その他 フローチャートあり 一応ポイントにはなるかな? 個人的にはフローチャート使わず攻略サイト見てやる人なんで恩恵は0ですが。 まとめ 良くも悪くも丸くなった この印象につきますね~ まったり学園ものをプレイしたい人にはかなり合うと思います。 |
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