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黒兎月ですよっと
 
恋と選挙とチョコレート レビュー

2010-11-22 Mon 12:09Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
発売前から販促をガンガンやっていた恋チョコ。
期待も高いが、不安もあったこの作品、さてその感想は?



概要

タイトル:恋と選挙とチョコレート
メーカー:sprite
公式ページ:http://sprite.gr.jp/products/koichoco/

101122_01.jpg


ジャンル:ノベル
シナリオ:堅木功
原画:春夏冬ゆう
音楽:elements garden
歌:8曲[川田まみ、舞崎なみ、Ceui、住吉千里(社若桔梗)、青海衣更(杏津御津)、森下未散(井ノ原理子)、木馬美冬(鳴坂ありす)、東雲皐月(小夏スミレ)]
CG:86枚(差分除く)
BGM:25曲

プレイ時間:18時間


「だったら、部員のだれかが立候補して、選挙に勝てばいいんじゃない?」


「恋」をしたい大島裕樹と「チョコ」が嫌いな住吉千里。
幼なじみのふたりは、五千人を超える生徒数を誇るメガ学園、
「私立高藤学園」に通う二年生。
以前からの友人であるクラスメイト、木場美冬とともに、
食品研究部(通称ショッケン)に所属していた。

食品研究といっても、部費で購入したお菓子をただ消費するだけで、
らしいことは何一つしていない。まさにダメクラブ中のダメクラブ。
それでも、部員達にとっては仲間と楽しい時間を共有できる、
かけがえのない場所だった。

しかし、そのショッケンに危機が訪れる。
次期自治生徒会長選挙に立候補する、有力候補の東雲皐月が、
乱立した無実績の部活動を整理するという公約をあげたのだ。
なかでもショッケンは名指しで廃部だと言い渡されてしまう。

廃部回避のため、あれこれ策をめぐらす部員達だが、
今更実績を残すといってもどだい無理な話。

最終的に行き着いたのは、選挙で皐月に勝ち、
彼女の公約をつぶしてしまうという方法だった。

可能性はないと首を振る裕樹に立候補を迫る千里。
幼なじみの無茶振りに抵抗するが、結局は立候補させられてしまう。

最初はやる気ゼロの裕樹だったが、部員たちががんばってる所や、
中途入部で感情をあまり出さない森下未散が
ショッケンに愛着を示す姿を見せられるうちに、気持ちが変化していく。

一方で、偶然知り合った経済特待生の後輩、青海衣更
と接するうちに見えてきた、学園の問題点……

部活を守り、学園を改革するためには生徒会長になるしかない。

決心した裕樹は、本気で選挙戦を戦い始める、仲間と共に――


公式ページStoryより引用



シナリオ


期待以上のでき!

今年買った中では一番の完成度じゃね!?




っと思ったしだい。

失礼を承知の上で書かせてもらうと、これきっと地雷じゃね?とか思いながら買ったんですよ。
なんつーか過剰な販促をしているように思えたし、
絵とか音楽とかパッと目に行きそうなところはかなりいいとか、いろんなとこのみんなの反応とか、
まぁそんな色々を含めてね。

ところがどっこい、

いい意味で期待を裏切ってくれるじゃないか!



かわいく愛嬌のあるキャラクター、
選挙を題材とした一風かわった味のあるストーリー、
主題歌を始めたとした音楽や映像関係の高いクオリティ、

そして何より作品をやりとげ、

良いと思える全体のまとまり感!(これ重要)



うん。購入前にあまり期待していなかったというギャップを差し引いてもホント良かったよ。


ただ、劇的展開があるとか、他に類をみないストーリーで心に響き泣ける作品だとか、
そういった部類ではないので歴史に名を残すような作品、神作と呼ばれるようなものではない。

ありふれた学園ものにワンパンチ(選挙という要素)利かせ、魅力をググッと引き上げたうえで、
名作と呼ばれるような完成度を目指し、見事それに収まったって感じ?

なんつかー、シナリオの書き方とか当然違うんですが、作品全体のでき、つまり作風として
Augus作品に似たような印象が非常に強かった。個人的にね。





さて、シナリオについてもうちょい詳しく書きますか。
恋チョコと略されるこの作品ですが、内容的には恋選挙と略されるのが正解な気がします。

主人公達が愛するお菓子を食べるだけのダメクラブ、食品研究部を守るという不順な理由で
生徒会自治会長に立候補し、そのため選挙戦を勝ち抜くことを目指してストーリーは始まります。
当然、選挙の右も左もわからないやつらが勝てるわけないのにどうすんの?って思うわけです。

ところが、他の総務部や財務部に勝たせたくない治安部の思惑、
一番人気だけど変なプライドが邪魔して汚いことに手を出せない皐月の問題、
巨大学校であるがゆえに生まれている利権問題など
色々な要素が絡まってうまく話が進みます。

一方、主人公自身、経済特待生に対する差別問題を目の当たりにし、
行政3部の選挙活動費、部活動費用の使用制限など、学園独自の問題を目にしていきます。


まぁ、ここに書いてることはStoryで紹介されていることをちょろっと詳しく書いただけですが、
紹介されているだけあって、ここがどう書かれるかが話を面白くする上で重要なわけです!

実際には、選挙の進め方や問題認識までのプロセスは自然かつ上手に描かたように感じました。
結構内容的にリアルありそうだなーとか、かなり黒いけどやっぱそりゃそうなるよなとか、
説得力があり、かなり感情移入しやすかった。多少、ん?ってなるところはありましたけどね。

また、選挙の流れが決してご都合主義ありきに収まらなかったのもGood!
プロセスや背景がしっかり描写されていたため、その結果に伴う下地があり、
なるべくしてそうなったという説得力がありましたからね。





そして、もう一つの重要な要素は恋。

普通なら突き詰めれば、つまりそれぞれのキャラのルートどうよ?ってことなんですが、
本作は単純にそれだけでなく選挙にも影響がでたりもします。

衣更だと経済特待生に関する話に重点置かれたり、未散だと総務部&生徒会長関係の話、
皐月だと財務部&先生の話みたいな感じ。まぁ、先生の話は選挙とあんま関係ないか。、

んで、恋と選挙が絡まると色々ややこしくなるわけです。
私情が混じってるからそんなことを公約としようとしてと言われたり、
選挙の立候補者同士が付き合ってるのが問題視されたりなどなど……


これはなかなか良い。当事者とその周りに収まらず、
選挙というファクターがその波紋を広げ、かつ物語を複雑にして刺激を与えてくれます。
いわゆる恋は障害があるほど燃え上がる的な?……いや、ちょっと違うか。


そして、またキャラ的に重要なポジションをしめているのは間違いなく千里、
そう!題名にある『チョコレート』に表されている要素です!

彼女が、選挙と恋、ただでさえ面倒なこの組み合わせをさらにややこしくしてくれます。
端的に言うと嫉妬ですねw

わりとある展開だと、鈍い主人公に主人公が好きな幼馴染って設定で、
正直イライラする展開が多いんですが、ここで『チョコレート』な設定がいい味だしてくれます。



そんなこんなで、『恋』と『選挙』と『チョコレート』が組み合わさっていい感じ
ってことでシナリオに関する感想は締めましょう。



キャラ

めちゃくちゃ好き!っと思えるヒロインはいなかったかな?

いや、確かにそれぞれのキャラがたっていましたし、魅力的ではあるんだろうけど、
物語上良いのであって、キャラそのものがグッとくるのはいなかったってのが正直なとこ。
裏を返せば物語的にはそのキャラが好きってことで、千里とかそのもっともたるもの。


ヒロイン以外の脇役はGood!
いやらしさ溢れるの辰巳、愛&綺衣のかしましコンビとかが特に良かったかな。
そして、一番良かったのはいい人でなく、すごい人こと夜雲会長。

大切なもののためにはプライドも捨てるし、手段にとらわれず、きれいごとより実益を取る。
しかし、決して汚い人間でなく、あくまで自分の目的に正直な人。
こういう人間は見ていて気持ちがいいね。


さて、そんな脇役ばっか語ってもしょうがないので、メインヒロインズにもふれましょう、。



住吉千里

食品研究部の部長。そしてその立ち振る舞いはワガママ幼馴染と呼ぶに相応しいもの。
序盤は愛嬌があっていいキャラねって感じですが、
プレイ終わってみれは悪い意味でワガママが目立つキャラ。要は恋路を面倒にしている張本人。

ただ上にも書いたとおり、キャラ自体に好感はもてないが物語上はいい味出してくれるキャラ。
そして、どのルートでも挿入歌のシーンにかかわってくるので報われない感が半端なかったりw



青海衣更

キャラ自体には好感もてないが、物語上いい味出してくれるキャラNo.2。
彼女の経済特待生という要素があったからこそ、主人公の選挙に対する見方が大きく変わったと言っても過言ではないでしょう。

ただ、キャラ的には常に前向き・ポジティブ思考と言った雰囲気ですが、
突き詰めるとあきらめの精神的なものを感じて、個人的には微妙って感じ。



森下未散

ネコ属性キャラ。無口で自由気ままな雰囲気を漂わせる、不思議系少女ってところ。
ショッケンのマスコットキャラといってもはじない、その愛嬌は和みを与えてくれますね。
特にお菓子を食べながら、もくもくとゲームをしている姿なんかが特にキュート。

本人に秘密っぽい設定があったりもするけど、
自治生徒会の設定やら会長やらにおいしいところもってかれた感があって、
ルートにはいってもあんまりパッとしないかな~って印象。



木場美冬

幼馴染の親友キャラ。親友キャラとしてはいい味出してるしかわいいんだけど、
メインヒロインとしては微妙。ルート的には設定的にですねーな展開で当たり障りがなさすぎる。

そして、多数うたれる昔ネタ?正直わからないものばっかりで何のことを言っているのかわからん。
だれか全部解読してくれw



東雲皐月

個人的にはヒロインの中で一番良かった!ただし、出番も一番少ない!
っというか、本人のルート以外だとわりと空気。

いわゆるクソ真面目な委員長系かとおもいきや、洋菓子に対するお茶目な面があったり、
支障をきたさない程度の規約違反程度なら全然見逃すなど、思ったより堅物ではない。
だた実情は、規律に堅物というわけでなく、自分の信念にこだわる人っての正しい。

主人公に対してはかなりの茶目っ気もみせくれるし、かわいいですね!



やっぱ全体的には作品としては好きなんだけど……ってキャラが多い感じでしたね。



CG&立ち絵

CGはめっちゃ満足のでき!
この原画の人のゲームをやるのは初めてですが、個人的にはかなりこのみの絵ですし、
前評判でも結構人気があっただけのことはあります!

うまく言えないけど、結構他に見ない雰囲気な絵なきがしますね。


百聞は一見にしかずともいいますし、雰囲気やら絵柄などは公式ページの絵だとか、
Event CGのページとか見てください。



音楽&映像

同じくこちらもかなりいい感じ!

特に主題歌で川田まみさんが歌う「INITIATIVE」はかなりの名曲だと思う。
この作品の雰囲気にすごくあっていて、青春の甘酸っぱさというか、せつなさとか、
なんかそういったもろもろを感じます。

この歌を使ったOPムービーもかなりいいできなので、ぜひとも公式ページにいってDLして
見てくださいな。


また、挿入歌もストーリー上いいところで入ってきてくれます。
ただ、毎回似たようなシーンで入るため、初回以外はじゃっかんしつこい感じが出て、
挿入歌のいい印象が下るのは残念ですが……でも、歌としては普通にいいですよ!

そして、各ルートにそのヒロインが歌う歌も入ってたりとかなり気合が入ってます。
うむ。音楽&映像関係はいいとこ使ってますし、文句なしっすね。



その他

ゲームの要素的には特になし……かな?

他にあげるとするのであれば、やたらグッズ関係の販売に力が入っていること!
発売前から何故にこんなにガンガン売り出すんだと、思わず言いたくなるほど。

ゲームが気に入ったら買ってみるといいかもしれません。



まとめ

いい意味で期待を裏切ってくれ、高い完成度!



めちゃくいいキャラがいなかったのが残念ではありますが、
物語上ではどのキャラもいい味出してますし、好みもありますしね。

何はともあれ、個人的には今年プレーした中ではトップクラスに入る完成度でしたよっと。

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