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黒兎月ですよっと
 
黄昏のシンセミア レビュー

2011-12-31 Sat 21:36Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
前々からやろうやろうと思いつつも手が出ていなかった作品のひとつ「黄昏のシンセミア」。
しかし、今はまっているTCGのファンタズマゴリver2.0参戦ということもあり、
このたび思い切ってプレーしました!ってわけで感想行ってみよー



概要

タイトル:黄昏のシンセミア
メーカー:あっぷりけ
公式ページ:http://www.applique-soft.com/sin/index.html

111229_01.jpg


ジャンル:絆を受け継ぐ純愛ADV
シナリオ:桐月
原画:オダワラハコネ
音楽:鷹石しのぶ
楽曲:Angel Note

歌:3曲(アレンジとか除く)(佐藤ひろ美、瀬名、tohko)
CG:120枚(差分除く)
BGM:35曲(ボーカル曲除く)

プレー時間:21時間


「誰かを残して往くのは、どんな気持ちなのだろう……」

山に囲まれた風光明媚な御奈神村
天女の羽衣の伝説が残る、大きな神社を中心にしたのどかな場所だ。

大学生の皆神孝介は、夏休みを利用して母の故郷のこの村を訪れる。

きっかけは叔母から受けたアルバイトの話。
懐かしいこの村では少女達との出会いと再開が待っていた。

友人のような実の妹「皆神さくや」
疎遠になっていた従姉妹の少女「岩永翔子」
幼馴染の神社の巫女「春日いろは」
そして、村で出会った正体不明の女性「銀子」

懐かしい顔ぶれと、新たに知り合う少女との出会いを経て、孝介は少しずつ居場所を作っていく。



――しかし、孝介達に襲いかかる異変が、日常を壊して行く。

山童という、村に伝わる化け物の話。
生き物を変質させてしまうという神話の薬の正体。
そして、伝承に残る天女とは一体なんなのか。

数々の真実を前に、彼らは決断を迫られる事になる――。



公式ページSTORYより引用



シナリオ


雰囲気を楽しめる伝奇物!


ってところでしょう。
伝奇物っていっても不思議な能力をもった人達がバトルを繰り広げるようなものでなく、
村や地方に伝わる昔話とか伝承などの設定や雰囲気を楽しむ系です。

STORYの説明にもあるように、母親の故郷である御奈神村に戻ってきた主人公が様々な人々と触れ、
新たな出会いを通していく中で出会う不思議な出来事や異変にかかわっていくようになります。
その中で見えてくる伝承、そして自分たちの家系にある真実は……っというもの。
ジャンルにもあるように"絆"が根幹となるところにあり、
キーワードというか話の主軸となるのは天女伝説となります。


個人的にこういった作風のシナリオって珍しいんじゃないかな~と思う。
まぁ、僕自身がバトルものを好む傾向にあったりし調べてないとか、
全体的には学園物が多すぎるってのはあるかもしれませんが……

さて、それはさておき、プレーした感触としてはそこそこいいテンポで進められているし、
物語の納め方としてもわかりやすくよかったんじゃないかと思います。
前者は、村に久々に戻り人々と交流を気付いていくさまであったり、
異変が徐々に起き始め、物語の鍵となることが少しずつ明らかになっていくプロセスだったりです。
んで、後者はその異変の数々の原因は?っということについてです。

ただ、全体的な話の流れとしては特に特筆するべきところはありません。
良く言えば王道的なストーリー、悪く言えば特筆すべきとこはないってことになってしまうのですが、
個人的にはトリッキーな方向性には走らなかった分軸がしっかりしていて良かったと思います。
メインヒロイン陣のルートで少しずつ話の核となるとこみせつつ、
最後はグランドルート的なものをもってくるというのも自分は好きですしGood!

後、良くも悪くも話の規模は小さい。
絆ってのをかなりの軸にしているため、主人公の家系的なところにかなりの比重があります。
悪い点としては話の広がり少ないため、驚愕するような展開は望めないということであり、
良い点としてはブレが少なくシナリオのまとまりがいいというところ。

また、テンポは良いと書きましたが、難点としてはルート分岐が多すぎること。
本作は登場人物はほぼルートがあると言って間違いないでしょう。
主要ヒロイン陣だと物語のキーとなることがらが少しずつわかって行くのでやりがいがあるのですが、
逆にそれ以外の女性陣はなんか攻略させるためだけに無駄にルート作った感があるんですよね~
こういったシナリオ重視のものならそこらへんはバッサリカットしてもよかったんじゃないかな?


そんなわけで少々蛇足はありますが、シナリオというより雰囲気を楽しめる伝奇物ってのが本作品のシナリオ感想。




キャラクター

物語を構成するのは9人と以外と少なめ。
シナリオのところでも少しかいたけど、物語の規模を考えると結構妥当なところ。
さて、とりあえずはキャラの中でもメインとなるキャラ達をさらっと紹介&感想を書きましょう。


皆神孝介

本作主人公。皆神家では珍しい直系の男。
民族学を研究するサークルに所属していることもあり、天女伝説に序所に興味を示していく。
妹のさくやとの軽口をたたき合う関係などがGood!
翔子などには真面目な態度を見せつつつも、
なんだかんだで変態っぽさやらうっかりさが見え隠れしたりとおちゃめな主人公ですね。



皆神さくや

皆神家の長女。つまりところ孝介の妹。
黒目黒髪で見た目の印象にあうように礼儀正しくしっかりもの。
少々不機嫌そうに見えたりしつつも、孝介とはくだけたぼけと突っ込みを繰り広げる仲で
なんだかんだで多彩な顔を見せる。妹というより仲といい親友とも見えそうなくらいな関係。
でも、結局のところブラコンの妹なのがおもしろい。



岩永翔子

孝介の従姉妹で村に滞在中お世話になっている皐月さんの娘。
昔は明るい性格だったらしく、性格が変わったことには何か秘密があるらしい。
物静かで引っ込み思案な性格だが、主人公のことは気になるようで色々とついてまわる。
ビビりつつも徐々になついたりとイメージ的には小動物系。
後、とあるデパートが好きで機会を見てはやたらと行きたがる。



春日いろは

御奈神村にある春日神社の巫女さんにして孝介の幼馴染。
物事ははきはき言うし、行動力もあったりと快活な性格をした少女。
その性格もあり、どこかひねくれた感じのある主人公兄妹やらにツッコミを入れたり、
みんなの行動をするようにケツをたたいたりと見ていて清々しいキャラ。
神社の娘ということもあり、伝承などに自分なりに思うところもあったりと
要所要所でちゃんとキャラを確立していたりもすのでポイント高し。


銀子

主人公が御奈神であうどこか神秘的な雰囲気を持った女性。
ただし、話だすと見た目に反した残念っぽさが全開になる。
伝承やら皆神家のことについて色々知っていたり、その一方で常識がなかったり、
セクハラめいた悪戯好きなのにうぶだったりとよくわからない女性。
物語の核となる女性という意味でも、その自由人っぷりなどいろんな意味で目が離せない。



とまぁ、サクッとキャラ紹介でした。
見どころとしては主人公&さくやの一風変わった兄妹仲だったり、
ガッカリ美人の代名詞とも言える銀子さんのかき回し具合などにご注目あれ。




CG&立ち絵

キャラが少ないこともあって登場人物には全員立ち絵もありますし、
各キャラ表情変化もちゃんとあります。そんなわけでそこらへんに関しては特に不満なし。
背景も舞台にあう村っぽさというか、味があるものがしっかりあるな~と思います。

CG枚数は結構SDとか含んでいるとはいえ結構多めかなと思います。
配分的にはHCG関係じゃないほうが多めになっていて、
後は何だかんだでサブヒロインの分も少々といった感じ。

んで、最後の絵関係まとめとしては、
オダワラハコネさんの絵が好みにあうかどうかあたりですかね~
まぁ、ここは完全に個人の好み次第ですねw



音楽&映像

作品の雰囲気ってことで田舎の村っぽい、
まったりかつ哀愁がある感じのBGMが多いかな~と思います。
後は物語的にシリアス場面もあるので、せっぱつまったものから物悲しいものまであり。
個人的には前者のほうもBGMは結構耳に残るものが多く好きですね。

ボーカル曲は全体的に雰囲気満載で良曲が多い!
特に夏のファンタジアはかなりのお気に入り。
まぁ、百聞は一見にしかず……ではないですが、
公式ページでデモムービーとあわせてDLできるので是非見て欲しいところですね。



その他

フローチャートシステムありで、結構評判高いらしいですね。
シーンごとにオートセーブがつくようなもので、かつ話全体の流れ分岐が分かるってもの。
個人的にゲームは攻略サイト見てプレーするくちなんであまり魅力を感じませんでしたが、
実際のところ使い勝手はいいんだと思います。




まとめ

伝承を軸にした雰囲気ある伝奇もの。

シナリオ、BGMなど全体的にいいまとまり具合かな~と。
正直周りのレビュー的に期待が高すぎたんで、そこまでグッとはこなかったんですが、
そこまで過剰の期待を持たなければ普通に楽しめるものだと思います。


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