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黒兎月ですよっと
 
シルヴァリオ ヴェンデッタ レビュー

2015-07-05 Sun 21:12Σヽ(゚∀゚;)トウコウ
15周年を迎えられたlight!
記念作品ってことで2タイトルが発売されましたが、
そのうちの一つ“シルヴァリオヴェンデッタ”をプレイしたので感想書きますよっと



概要

タイトル:シルヴァリオ ヴェンデッタ
メーカー:light
公式ページ:http://www.light.gr.jp/light/products/vendetta/sas.html

140705_00.jpg

ジャンル:ADV
シナリオ:高濱亮 / 昏式龍也 / 無義歩
原画:KeG / 夕薙
音楽:樋口秀樹 / 押上極

歌:2曲
 アストラル(カサンドラ)
 エウリュディケ(カサンドラ)
CG:75枚(差分除く)
BGM:31曲
Hシーン:7シーン
プレイ時間:27時間

西暦2578年──その年、世界は崩壊した。
それはやがて訪れる近未来。
化石燃料の枯渇が叫ばれ始めた時代、
各国が数少ない資源を奪い合う中で日本は未知の素粒子“星辰体”の発見に成功する。
一躍エネルギー問題解決へと踏み出すがしかし、
日本の一国台頭を認めない各国は新技術の奪い合いへと乗り出した。
第五次世界大戦の勃発である。
開かれる戦火。
世界全土を巻き込んで激しさを増す争いの中、
人類最大の大戦はやがて予想外の顛末へと突入した。 星辰体を用いた新型の動力炉が暴走──
高位次元への急激な干渉から、大規模な空間震災が発生──
爆心地である日本、ユーラシア大陸の東半分と共に消滅──
そして、第二太陽の誕生により急激な変化を起こした地球環境。
電子回路の死と共に文明の維持は不可能へと陥り、
地球に深い爪痕を残した勝者なき戦争は静かにその幕を閉じるのだった。

そして──人々が復興と停滞を反復しながら約1000年。
時は新西暦1027年──かつて起こった大破壊を境に旧西暦と区分されてから、およそ十世紀。
旧・西ヨーロッパ地方に位置する軍事帝国アドラー、その首都は史上稀に見る未曾有の災禍に襲われていた。
燃え盛る街並み。噴出する血と悲鳴。
底なしの絶望が渦巻く地獄のような光景にて、それを生み出した二体の異形は静かに男へ問いかけた。
怪物は語る。おまえの運命を試してやると。
英雄は挑む。我が宿命を見くびるなと。

星辰体の恩恵を受け、激突しあう両者の死闘は筆舌に尽くしがたく。
ゆえに伝説へと高じ、涙と悲劇を土台にしながら英雄譚を作り上げた。
それがあまりに凄まじく、雄雄しく熱く、胸を焦がすものだから……
ゼファー・コールレインは思うのだ。
あんな強さに自分はとてもついていけない──近づきたいとも思わない。
そして、だからこそ逃げ出した。
遮二無二構わず、一心不乱に。
続けて願った。勝利を目指して傷つくことなく、当たり前に生きて死のうと。
たった一人、救い出した少女に誓い、彼はすべてに背を向けたのだ。


ゆえに、これは英雄の物語ではない。
これは敗者の物語。
一度逃げ出した男が自分の星を取り戻すべく、足掻き抗う物語である。
それを導くは死に包まれた少女の囁き。
冥界の底で死想恋歌は吟遊詩人へと愛を告げる。
「──“勝利”からは逃げられない。さあ、逆襲を始めましょう」


公式ページSTORYより引用

※以下、ネタバレ注意


シナリオ


主人公の迷える後ろ向きさ加減と
ヴァルゼライドの眩しいまでの
真っ直ぐさの対比が良い作品!



ですね~
色々とポイントとなるべき要素はありますが、なんと言ってもこれでしょう。

大概の作品主人公は困難や運命に抗おうとするのに対し、
本作の主人公たるゼファー君は全力で逃げていきます。
しかも確固たる信念のもと戦わないぜー的な感じではなく、
いやだから逃げるみたいなすっげー情けない感じの思いのもとに。
そして日常では職なし、金なし、やる気とダメダメっぷり。

一方のヴァルゼライドはスラムで育ち、今では救国の英雄とまでなった超人。
国の総統となった今でも国民のため滅私奉公の体現者として働き、
確固たる信念のもと今を……そしてさらなる将来をも見て生きる男。



ってのが物語ベースにして、ポイントとなるところ。
当初はこれで大丈夫なんかな~とか思ったんですが、
実はこの配置が逆によかったなって印象。

実際のとこゼファーは戦うという意味での強さなら優れてはいないけど、ダメダメではありません。
ただ、周りにちょっと頭がおかしいレベルの人が多いのと、
環境の歪さに比べて彼の精神が“普通”すぎるのです。
端的にいうと痛いのは嫌だし、常識で測れない人たちには関わりたくないっと。

そんな彼の視点を主軸して話は進むので、結構なよったり弱い面も多々見せますが、
“普通”ゆえに見えるもの、考えるられることゆえに周りの歪さを徐々にとらえていきます。
後は色々と振りきれて、自分の弱さや本質に一直線になっていくあたりも良いかな。
強くなったわけではなく、迷いがなくなることで変わっていく様がGoood。
総じて良くも悪くも、泥臭さいところが良いです。



一方のヴァルゼライドですが、物語を進めていくとやがては気づきます。


あぁ、こいつバカだったんだと


ただ、決して悪い意味ではないですよ。むしろ僕的にはさらに好感度アップした感じ。
もろもろぶっちゃけて言うと、この物語の事件とかの半分はこいつのせいです。
しかも別に野望的なことを考えていたとか、私利私欲などでは一切なく、
人々が描く“英雄像”に、滅私奉公の理想に忠実であったがゆえにと……

まぁ、本作にはもう一人登場当初はめっちゃすごそうなのに
彼と同じレベルのバカがもう一人いるんですが……はい、ラスボスたるカグツチですね。
ヴァルゼライドと彼の関係、お互いへの理解あたりが僕的にはグッと来ました。
ヴェンデッタのルートとかかな~り熱い展開でしたよ!



とまぁ、最初抱くイメージが真逆な彼らを対比しながら見ると
今作のシナリオはかなり面白かったです。



後、ルート的なことをちょろっと書くと、下記の順での面白さ。
ヴェンデッタ>チトセ>ミリィ
まぁ、大体予想通りでしょ?

各ルートで物語展開やラストバトルの相手は違ったりしますが、
基本的にはヴァルゼライドの真意にどこまで気づけたか、
ゼファーが最終的に選んだのが何なのかってとこから来る違いです。
なので、どこで区切りをつけるかの違いだと言ってもいいでしょう。

そんなわけで、
ミリィルート
物語の導入。突っ込み過ぎない所で終えるぜールート
つかみとしては悪くないけど無難なとこでケリをつけたのでやや不完全燃焼。

チトセルート
王道的なルート。成長し、巨大な敵を力を合わせて倒すぜ―ルート
一番まとまり良いルートで、王道的な展開やバトルの熱さがよい。

ヴェンデッタ
グランドルート。真相は全部開示、みんな自分のやりたいようにやるぜールート
チトセルートから更に一歩踏み込み、みんなの本質が開示されます。
本音や本質をガチンコでぶつけ合う、他ルートとくらべて圧倒的に良いルート

って感じ?


色々長くかきましたが(それでも言いたいこと全然書ききれていませんが)、
端的に言ってすっげー面白かったです。




キャラクター

どのキャラもなかなかに見どころあるシナリオですが、
さすがに全員書くときりないですし、ガチのメイン何処についてピックアップして書きます。

ゼファー・コールレイン



珍しいタイプで興味を惹かれる!

シナリオ面での感想にも書きましたが基本思考が後ろ向きな本作主人公。
この手のタイプの主人公は結構新鮮味があったので、
個人的にはなかなか見応えがありましたね~

また普通を求めるがゆえに英雄や勝利を忌避する様、
でも凡人ゆえにチトセを眩しく見る様、
はたまた唯一残した希望であるミリィを思う切実な様などなど、
たくさんの人、状況、環境に強い思いを抱いているのが印象的。
まぁ、葛藤やら心理描写の振れ幅が良い味だしているってところです。



ヴェンデッタ



ロリっ子お姉さん

見た目はロリっ子、態度はやたら年上っぽい余裕を見せる彼女。
また、それが彼女の性質的なものだけでなく、
物語の核となる部分に存在し、謎を知るがゆえに見せる態度でもあります。
そんなわけで、総じて言うならばミステリアス系のキャラ。

ポジションがポジションだけにガツガツ物語の全面に出てくるわけではなく、
最後の方、もしくは物語が盛り上がりを見せるとこで活躍するので、
なかなか美味しいところをもっていく印象が強いですね~

後はなんといってもゼファーを躾ける様……
もとい愛おしく見守り、導く様を一緒に暖かくみるのが吉。



ミリアルテ・ブランシュ



唯一の日常の象徴キャラ

他面子がほとんどが軍属だったり、
それに抗ったり関わりのある所に所属するキャラが多数を締める中、
彼女だけは終始日常の象徴として君臨します。
まぁ、端的に言って癒やしキャラ担当といった所。

物分かりが良く、ダメダメ兄貴の面倒も見て、かつ職人としてお仕事&修行中。
もちろん料理したりと家庭的面もカバーとほんまええ娘やね。
後は忘れちゃいけません、遠野そよぎボイス……( ̄― ̄)bグッ!

反面、バトルが多い本作としては目立った活躍がないのが欠点と言えば欠点ですが、
それは日常系キャラの宿命といえるのでいたし方なしでしょう。


チトセ・朧・アマツ



煌めく正道を進む!

高貴な血筋、生まれ持った才能、不断の努力と正に強き者を象徴するキャラで、
ヴァルゼライドが英雄の道を歩く者なら、彼女は王道を歩く者でしょう。

そんな彼女は見ていて爽快感があるキャラでしたね。
自分の強さと信念に自信があり、かつヴァぜライドのように歪みまくってはいないので、
まっすぐ進んでいく様はなかなかに見ていて心打たれるものがあります。

ちょ~と歪んでいるところがあると言えばゼファーに対する恋心といったところですが、
それは無意識故にではなく、かつて失って気づいた故にってところに味があります。
そんなわけで、こっちに対しても彼女はかなりストレートです。
まぁ、優秀故に、そしてゼファーを評価するあまり表現がなかなが過激ですがw



クリストファー・ヴァルゼライド



本作でかっこよさNo.1!

うん、人気投票とか見てもこのキャラが抜群に人気あるのわかるわ~
ぶっちゃけ、彼は人としては結構終わっている人です。
ただそれは人して下衆い、悪辣であると言ったものではなく、
“英雄像”を突き詰めた故にってところがまたすごい。

迷いなく正しい道をひたすらに突き進むのですが、
それは周りのもの巻き込み、轢き潰してでも突き進むってものです。
単純に大のために小を捨てるってだけではなく、
うまく表現できませんが彼のはもっと凄まじいものです。

そんな彼が描く英雄譚こそがこの物語のおもしろさでもあるのでじっくりご覧あれ。
後は主人公とかアウトオブ眼中でカグツチといちゃこらしている様も見どころあり。
ってかここが一番のみどころかも





CG&立ち絵

こちらはVermillionチームのラインってことで絵師はKeGと夕薙さん。
あれ?泉まひるさんじゃねーのか……っといつもと違うKeGさんが入っている感じ

まぁ、実際絵の雰囲気もそれなりに違うのですが、
作品の雰囲気に多大な影響を感じではないかな~
特に熱い展開が多いlightさんですから男キャラをどうかけるのが重要ですからね。

枚数に関しては結構少なめですが、
ここのラインは大体いつも少なめなのでこんなもんかなーって感じ。
贅沢言えば多いにこしたことないですが、ぶっちゃけシナリオの方が重要度高いからね……

後、基本的にはバトルシーン多いし、同じCGを結構使い回します。
がしかしエフェクト効果などもあるのであまりしつこい感じはしないし、
動きで見せる分CG分は演出でカバーって感じですね。



音楽&映像

BGM、映像演出に関してはかなり良い感じのクオリティバトルを盛り上げてくれます。
カットイン的にところどころにムービーが入るのは今回も健在ですししね。

BGM関係は30曲ぐらいと結構多め。
個人的に感じた雰囲気としては……なんと表現したらいいんですかね?
中世っぽいような威圧的な曲が多いって感じ?
この表現で伝わる気がしないけど、まぁそんな感じ。

もちろん系統外れのも結構あり、“死想恋歌”とか“高天原”とか
かな~り耳にのこる特徴的なのもありと幅広くて良い感じ。


後はOPムービーのリンクを貼っておきますね。
個人的に今回主題歌は微妙かな~
もっとガツガツさが欲しいですね。





作品イメージをつかむならこちらのPVを見るのを推奨。
いいですよね~こういうPV。





その他

その他特別おすようなポイントはないかな~
そういえば今回はE-moteつかって無かったな……
electroarmsで使われていて結構良かったのにな~っとは思ったり



まとめ


普通にめっちゃおもしろい!

ですね~
毎度のことながらヒロインの可愛さ?なにそれ?
男キャラのかっこよさ見せろよ!
って人にオススメ

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